第3話

僕たちは夢を見ていたんだ、そう気づいたときには無数のなにやら怪しい輝きをみた。

彼の周りになにがあったかを僕は知らない。


ただわたしはその輝きが好きなのだった。

彼は言った。本来時間の流れとはない。

しかしここには時間がある状態にある。


その時点で異常なのだ。なぜ時間は動き始めたのか、調査には二千年のこの時計の針を調べねばならない。



調整も効かないものダゾ!このハリは!


わかってますって、ちゃんとやってますって!


調査にはおよそ一億五千年かかるという。レコード盤を回すなら丁度良いでしょう。


ネジを落とすなよ!それは重要なものになるかもしれないから。間違いは多くて正しいものは少ないが、後年はプログラムが上手くいきますでしょう。




彼は言いました。時間はないですよ。概念そのものがない。そんな概念を持っているのは、あなたがた達ぐらいでしょう。





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時間の流れはない @mafuda3

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