第10話

2人が去った公園

俺はつおしを

後ろから抱きしめていた。 

もう大丈夫だからと、


俺は敦弘を帰す

もう、行っていいと、


ひ「つおし?」


俺の顔を見た

つおしの顔は涙で

ぐちゃぐちゃ。


つ「ひかるぅーー。」


つおしは正面を向いて

俺に抱きつく


ひ「辛かったな。

  よしよし。」


俺はつおしの頭を撫でてやる。


つ「…………。」


不意に俺は

下をむいた

つおしのズボンのチャックが

開いている。


"ズキン"


胸が痛い。

俺も男やから

分かるが

つおしのプライド

はズタズタだろう。

女の子に、あんな事やられ、

辛くないはずがない。


俺はつおしを抱きしめる

腕に力を入れる。


ひ「ごめんな。

  早く助けてやれんで、ごめん。」


つおしは何も言わない。




次の日

つおしは学校を、休んだ。



==============



snsの件が、終わり

クラスに戻った光。


和「どうしたんや、つおし

  学校やすみやて。」


真也「心配やなぁー、

   つおしあんま、学校休まへんのに」


ひ「………。」


敦弘「すいません、

   光先輩います。」


ひ「あぁ。」


光も元気かない。



敦弘「つおし大丈夫ですかね。」


ひ「大丈夫や、ないやろな。」


和、真也


「?????」


和「なに?なんかあったん。」


真也「なんかあって学校休んでんのか?」


ひ「いいねん。ほっとってや。」


和「俺らやて、心配してんねん。

  俺らの気持ち知ってるやろ!」


真也「せやで、何があったか話せや!」


光は

2人の気持ちを知ってる

光は話すしかなかった。


"バキーーッ"


真也はもの凄い勢いで

光を殴る!


真也「お前が、ついとって、

   何やってんねん!!!!」


お腹を抑えうずくまる光


真也「立てや、!!」



バキーーッ"


今度は和が光を殴る


和「お前な

  大事なもの、守れんと

  それで、彼氏なんか!!!」


敦弘「光先輩は俺の為に、」


真也「俺の為になんや!

   俺なら絶対に行かさへん!!」


和「俺かて行かさへんわ!!」


光にマジギレする2人

それは、そや、

2人かて、つおしが好きなんやから、

そして、この2人も、男!

どんだけ、つおしが

辛い分かるだろう。

男にやられるより、辛いはずだ



ひ「俺が、甘かってん。」


いつも、の光にはない、

精気のなさ。



真也「お前はなんで、

   そんなとこに、行ったんや、

   いつもの、お前らしくない。

   危険な所に行かせるやつや

   ないやろ。」


ひ「………。」



敦弘「やから、俺の為。」


ひ「敦弘、黙れ!俺が悪い!」


真也「つおし相当辛いはずや、

   どうする気なん。」


和「せやで、

  多分、学校来れんとゃうか?」


ひ「どうすればいいんやろ。」


真也「しっかりせぇー、

   起こってしまった事は

   戻せない

   これからどうするか?やろ!」


ひ「せやな。」


和「頭つかえ、

  学校1の天才が、

  その、頭使わんで、どうする。」











   



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