第9話

何度も何度も

握る開くを繰り返えされ


僕の息子は

元気になってしまう。


2人の手のひらの中で

大っきくなって、しまった

僕の息子。

隠しようがない。


花「いやん。立っちゃた。

  可愛い♪」


と、僕の息子を弾く。


凪沙「ほんと!」


さわさわと、更に触る。



すると、


とんでもない事を言い出す


花「見てみる?」



☆☆☆


なんやて



凪沙「私もそう思ってた。」



花「つおし君の家族以外で

  つおし君の見るの、初めてかもよ。」


花は、そう言うと、

僕のズボンのチャックに

手を伸ばす。


とっさに、花の手を抑える


花「やだ、握ってって事♪

  へ、ん、た、い♪」


また、僕の息子を弾く。


凪沙「花!遊んでないで、

   早くみようよ。」


僕は

花の手をキツく握ってガードした。


しかし、

凪沙の手があった。


凪沙は僕のチャックを


"ジー"っておろした


あっ!


見られる。


恐怖に震えた時


"ドンッ"


って2人を突き飛ばした人


光と、敦弘やった。



僕は安堵から涙が、

止まらない。


うずくまって、泣いた。

僕は女の子におもちゃにされた事

悔しくてしょうがなかった、



光は僕を抱きしめる


ひ「つおし、もう大丈夫やからな。」








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