第5話 ご令嬢である私の決意? 告白? パンツ?

胡桃はどうして私の気持ちに気づいてくれないのか、

それはどうしてなのかを考えていると、私が

きちんと気持ちを伝えてないって言う事がわかります。


それなので私は胡桃が居るお部屋へと行こうとしているのですが、

本当に行っていいのかがわかりません。


しかし、そんな事を言っていると気持ちを伝えらずに終わってしまい

そうなので胡桃が居るお部屋へと行く決意をします。


胡桃が居るお部屋の目の前に到着するのはいいけれど、私はドアを

ノックすると

「香奈です、お話宜しいですか?」


お部屋の中から

「入っていいよ、香奈お嬢様」


私はドアを開けて中へ入るととんでもない光景を目に致します。


なんと胡桃が下着姿の格好で居たのでびっくりしているのですが、

それでも私は胡桃の元へ近づいて行きます。


「香奈お嬢様、お話って何ですか?」


「そのですね、大事なお話です」


「大事なお話って言っておいて下らないお話でしたら

怒りますからね」


「そんな事はございません」


「香奈お嬢様、どうぞお話して下さい」


「実はですね、胡桃の事が以前から大好きでしたの」


ついに私は胡桃に告白をしてしまって恥ずかしい思いを

しているのですけど、それでも後悔は致しません。


「なるほど、そういう事だったのですね」


「胡桃、そういう事って何なのよ、信じられない」


「いえっ、申し訳ございません。香奈お嬢様の気持ちは以前から

薄々気づいておりました」


「なっ、なんですって!!」


もしかして気づいていないと思ってたけど、本当は気づいてて

胡桃は私の事を弄んでいたのかしらね。


「私の事を弄んでいたの?」


「いえっ、気持ちには気づいていたけど、弄ぶなんて失礼です」


「そうですよね、ごめんなさい」


「香奈お嬢様、どうして私の事を大好きなのですか?」


「それはですね、胡桃はスタイルもいいし、出る所は出ているので

羨ましいというか、誇らしいというか、よくわからないです」


「香奈お嬢様は私の心と身体目当てという事ですか」


「早いお話がそういう事です」


「今のこの格好を見ていると、興奮しているのですか?」


「もちろん興奮していますよ、胡桃」


「香奈お嬢様って意外とエッチというか、変態なんですね」


「それは認めてます」


「香奈お嬢様の事は私も大好きです」


「本当ですかっ!?」


「本当です、嘘ついてどうなるのですか」


「胡桃、私は本当に嬉しいです」


胡桃も私と同じで大好きとなると、これは両想いになるので

とても嬉しい出来事です。


こんなに嬉しい事があると思うと、私の心臓の鼓動が

ドクンドクンと早くなってしまってドキドキしています。


胡桃の事を考えていると、どうにかなってしまいそうで

とても怖いです。


私は理性を保てるかどうかが不安で不安で致し方ありません。

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