私はリウムさんとお話をする!②

 うーん、グリード...客室がすっごい豪華だな...一部屋なのはもう気にしないけどベッドが一つ...?どうして?


 「...いい部屋...」

 「さっきミツキが言ってた事が気になるから少し鑑定してみようかな?」

 「...いいと思うよ...」


 本当にミツキが言う通り魔獣に関する何かが付与されているのか...きになるし...そういう事がそもそも可能なのかな?よく分からないね


 「鑑定!」


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名前:マルガ・ルクロン 種族:神子 年齢:9 状態:体力不足


 体力 : 20 魔力 : ∞


 魔法一覧

・火属性魔法 Lv7    ・土属性魔法 Lv5

・水属性魔法 Lv6    ・風属性魔法 Lv5

・回復魔法 Lv6    ・空間魔法 LvMAX(10)

・浄化魔法 Lv9 ・付与魔法 Lv3

・妖精魔法 Lv MAX(10)・創造魔法

・鑑定魔法 ・探索魔法 ・魅了

・威圧(魔獣)


 称号


・転生者 ・全魔法適正者 ・観察対象者 ・九尾に魅入られし者 ・神を魅了し者 ・神の加護 ・邪神に魅入られし者 ・禁忌 ・女たらし ・妖精姫の主 ・主殺し


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 「...うーん?」

 「...どう?...」

 「えーと...それっぽい魔法とかあるけど...これなのかなぁ?」


 これって称号とか見れないのだろうか ちょっと頑張って念じてたら行ける?


 ・威圧(魔獣)

 魔獣に対して一方的な威圧をかける事が出来るがオンオフは出来ない、大体の魔獣はこの魔法で近寄らなくなるがある程度の魔力を持っていると無効化される ある魔獣を倒すとこの魔法を会得する事が出来る


 「...うん、完全にこれだね」

 「...?...」

 「えっとね?...うーん、まぁ魔獣が寄ってこなくなったのは私のおかげだね、それでこの魔法を会得したのは...あのおっきい魔獣を倒したから...かな?」

 「...予想あってた?...」

 「割と?」


 というか称号にあった主殺しって何だろう?あれが森の主って事?それとも別の場所で何かして取った? でも私旅に出る前に鑑定した時は無かったし心当たりがあるのあの恐竜みたいな魔獣だけだしなー...


 「...つまりマルガはこれからあんまり魔獣に襲われない?...」

 「そうなる...旅が楽になるといいね」

 「...そろそろリウムが来るかな?...」

 「そういえば案内した後お話しようみたいに言ってたけどまだ来ないね、忙しいのかも?」

 「...ご飯だけでも食べておこう...」

 「賛成ー」


 こういう豪華な部屋に居ると少しルクロンに居た時を思い出す、その癖でご飯とかも待っちゃうけど特に何も言ってなかったから食べちゃってもいいよね? 最悪用意されているのを予想してちょっと少なめに食べておこうかな... 私はいつでも食べる事が出来るからね!


        ◆◇◆◇


 「待たせてごめんね~」

 「...ん、大丈夫...忙しかった?」

 「急に仕事が入っちゃって、でも終わらしたから大丈夫よ~」

 「お疲れ様~」


 リウムさんは結局仕事が入っていたみたいで来るのが少し遅れていたみたいだ さぁお話をしよう どんな話をしようかな、リウムさんのお話も色々聞いてみたいしミツキも色々話したそうだ、今日は眠れるかな?

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