私はママに詰問される!①

 どうしようかな ルクロンにまた住んで学校には通いたいけどそうしたらミツキとドロシーと入れなくなりそうだし... 悩む


 「...別に私に気を使わなくてもいいよ?...」

 「それは...そうなんだけど?」

 「ミツキをこの国に住ます事は簡単だよ?勿論ミツキの両親の許可は必要だけど」

 「...そんなのあるの?...」

 「うん、あるよ?とっても簡単な方法がね」

 「...教えて欲しい...」

 「マルガの協力が必須、もしくはミツキが魔法の練習をすればね」

 「...もしかして隠蔽魔法...」

 「そうだね、隠蔽魔法を使って今の状態を保つことが出来るなら色々やり方はあるよ、例えば耳と尻尾を隠した状態でこのお城で働くとかね」

 「...なるほど...」


 つまりミツキさんが隠蔽魔法を覚えたらこのお城で働くって事か 私はルクロンに住んだら結果的にお城に住むことになるしミツキがこのお城で働くなら一緒に入れるのかな?


 「それでもしこのお城で働くならマルガの専属メイドにするしね、ちょうどメリーに休暇を作ろうと思っていた所だから」

 「それはいい提案ね、メリーも休めるしミツキもマルガと一緒に入れるしウィンウィンってやつね」

 「...私としてはすっごいありがたいけど...父さんと母さんが許可を出すか心配...」

 「それに関してはミツキが頑張るしかないよ?マルガと一緒に居たいなら頑張って説得するといいよ」

 「もし難しそうなら私からもお願いしてみるから頑張ってみてね~」

 「...頑張る...」

 「それなら私もこのお城から学校行けるから...ミツキ頑張って!」

 「...マルガも私に隠蔽魔法教えるんだよ?...」

 「それはリーアに任せようかな...わ、私教えるの苦手だしね」


 最近よく分かったんだけど私人に教えるのがとっても苦手なんだよね、どうやって感覚を他人に教える事が出来るんだろう 少なくとも私には無理なんだけど


 「ミツキがメイドかぁ...なんかそわそわしちゃいそう」

 「じゃあお話はこれくらいかな、俺も仕事をしないと行けないし」

 「じゃあマルガちゃんは私の部屋においで、少し話したい事があるから♪」

 「わ、分かったけど...どんな話?」

 「面白い話かな?」

 「...じゃあ私は早速母さんとかに連絡取ってみる...」


 パパはそのまま椅子に座って書類を片し始める ミツキは自分の(私の)部屋に戻って何かしらを使って連絡を取るのかな? 私はママに呼ばれて現在ママと一緒に部屋まで歩いています...


 「ママ?私にお話って何?」

 「まぁまぁ、お菓子でも食べながらゆっくりお話しましょう?」

 「うぐ...分かった...」


 ママに話を聞こうとしても席に座らしてから話したいのか分かんないけど全然話してくれない いったい何を聞かれるのか怖いなぁ というか今気づいたけどママの部屋の中にメリーが居た


 「あら、マルガ様ソフィア様、どうしました?」

 「マルガちゃんに聞きたい事があってね~」

 「なんか嫌な予感がする...怒られないと嬉しいんだけど...」

 「私がマルガちゃんに怒る訳無いでしょ?もし怒る様な事があったらもっとちゃんと怒るわよ?」

 「そ、そうですか...どっちにしろ嫌な予感がするんだけど...」

 「じゃあメリー、お茶とお菓子持ってきてちょうだい?一緒にお茶しましょう」

 「はい、分かりました」

 「それじゃあマルガちゃんお話しようか?」


 いったいどんな話をするのだろうか 何を聞かれるのかかなり聞かれる まぁ隠す事は特に無いから問題無いと言えば問題無いけど


         ◆◇◆◇


 「そういえばあの妖精さん...えーと、リーアさんだっけ?居ないの?」

 「リーアはいつも居るけど姿は見せてないの、出てきてリーア」

 「はいはい、呼んだ?」

 「うん、ママが呼んでたから」

 「えっとね?今からお話するんだけどリーアさんにも居て欲しいから」

 「ママ...本当にどんな話するの...」

 「マルガちゃんだけだと否定されちゃうかもだからね、ちゃんとパートナーにも居て貰わないと」


 本当に私何を今から聞かれるんだろう 本当に心配になってきた

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