私は学校を案内してもらう!

お昼休みが終わって鐘がなり少しして先生が戻ってくる どうやら先生は授業によって変わる訳ではなく基本はシルフィ先生で固定なのかな?名前を覚えるの正直苦手だから先生が一人って言うのは凄い楽だけど 先生の負担が大きそうで少し可哀そう

 そして次の授業は座学 魔法に付いて学ぶらしいが午前は魔方陣についてと魔法の実戦 午後は一体何をするのだろう...


 「今日の午後は午前の続きをやろうと思ったんだけど確かマルガさんとミツキさんのペアはもう終わったんだよね~?」

 「魔方陣ですか?なら終わりました~」

 「....まぁ終わった...」

 「じゃあ空いた時間の有効活用という事でミツキさんがマルガさんに学校の案内をお願いします~」

 「...授業はいいの?...」

 「課題が終わってしまってるので特に問題は無いですよ~、ただ学校の外には出ないでくださいね?案内が終わったら図書館に居るかこの教室に戻ってきてください~」

 「図書館あるの!?行きたい!」

 「...じゃあ案内してくる...ツバキ達も魔方陣作るの頑張ってね...」

 「行ってらっしゃい!デート気を付けてね!」

 「でっ...ただの案内です!」

 「...ほらマルガ?デート行くよ?...」

 「ミツキさんまで....」


 私たちは先に離脱してミツキさんと二人で学校を歩きまわる事になった 一階から案内すると順番に案内出来て楽らしいので一階の入り口まで降りてそこから順番に案内してくれるらしい


 「...マルガ?...迷われたら困るから...手だして?」

 「私そこまで子供じゃないですよ?」

 「...いいから...じゃあ案内するよ...まぁ見たら分かると思うけどここが校舎の入り口...」

 「あの..手を繋ぐのはいいんですけど..あんまりにぎにぎされると...恥ずかしいです...」

 「...気にしたら負けよ...入口を左にまっすぐ行くと職員室があるわ...何か困ったりしたらここに居る先生に聞くよいいわよ...」

 「ふんふん...」

 「右には医務室とか倉庫とかがあるわ...怪我したり体調が悪くなったらあそこに行きなさい?...」

 「ふん...ふん...」

 「他にも細かい教室とかがあるけど...それは追々...次は二階...」

 「はい...あの..そろそろ手を...」


 私がそう言うとミツキさんがクスッと笑った後に握る力が強くなった 離す気が無さそうだ 割と先生とか通りかかった生徒に見られて恥ずかしかったりするけど私だけなのだろうか?


 「..二階は...まず食堂がある...お弁当を忘れたりそもそも買う人はここに来るわ...放課後も食べれる...基本安いわよ...」

 「お昼休みにカエデさんとかが行ってた所かぁ..」

 「次に学校長室も二階にあるわ...一階に作ればいいのにね...」

 「そういいながら開けないで貰ってよいか?...というかせめてノックをしなさい...?」

 「..まぁまぁ、学校長?マルガにお菓子あげてちょうだい?...」

 「別に構わんが...出来れば部屋に入るときはノックをしなさい?」


 マルガハ アメチャンヲ モラッタ


 「うーん...二階も特にないのよね...あっ、そういえば図書館も二階だったわ...マルガこっちおいで?...」

 「図書館!...やったやった...早くいこ!」

 「分かった...ちゃんと案内するから...」

 「どこ?はやくはやく!」

 「図書館は..二階の廊下の奥にある...走らないで?...」


 早歩きをミツキさんにさせて図書館に到着! かなり大きい図書館で本だけで壁が出来ていたり図書館なのに二階への階段があったりしてすごい あれ?ここ二階なのにもう一個上に階層あるってことは三階まで食い込んでるってことかな? すごい大きい...


 「ここが図書館...マルガは本は好き?...」

 「大好き!」

 「...じゃあ放課後にこっち来る?...」

 「行く!...」

 「じゃあ図書館デートだね...?」

 「デートする!」

 「...なんかそこまでぐいぐい来るとこっちが恥ずかしいな...じゃあ教室もどろっか?」

 「あれ?三階の案内は?」

 「三階は私達の教室と他の教室のクラスだけだよ、倉庫とかはあるけど...」

 「なるほど...?」


 そうやって手を繋ぎながら三階に向かう階段を上がる お昼ご飯食堂で食べるのもありかなぁ、今度メリーに相談してから食堂使ってみよう

 もしかしたらとっても美味しいかもしれないしね


 「...戻った...」

 「おかえり~..おおっ..手を繋いで帰ってきた!」

 「あっ...み、ミツキさん離して..強く握らないでっ..あのっ...」

 「...照れてるマルガはご褒美です...」

 「私たちは終わったよ!少し時間が余って早めに授業が終わって今は暇してる感じだね!」

 「じゃあ図書館に行っても大丈夫なんですか?」

 「大丈夫じゃないかな!」

 「やった!...さっそく!」


 更に魔法に詳しくなって使える魔法の種類が増える・・・!それに図書館は本をどんだけ読んでも怒られないから最高だね 時間にだけ気をつけて読めば大丈夫だよね?

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