カスタマーレビュー:過去を見る姿見
Amaz○nのカスタマーレビューを見ていて思いついたもの。レビューなんて書いたことがないものだから、書き方がよくわからないままそれらしく書いた。何とか見様見真似で形にはしたものの、頑張ればもっと作り込めたような気がしないでもない。
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素直なレビュー、本当かなぁ? と疑われそうなレビュー、板野さん関連のレビューは直ぐに思いついた。板野さんの名前で「いい板です」と言わせるアイディアは、板野さん主催の第一回140字小説コンテストで思いついた。
思いの外難しかったのは否定的なレビューだった。自分の中では、「レビューは好意的に、冷静に書くもの」というイメージがある。だからかもしれない。けれども、自分が見たカスタマーレビューでは、批判的で感情的な内容を書いている方も少なくないという印象だった。フィクションである創作を現実的にする必要はないのだろうが、そういう冷静でないレビューがあった方が今の時代らしく見えるのかもしれないと思って書いた。当然ながら、書いててあまりいい気持ちはしなかった。
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鏡の効果はあったのか? 裏設定的にはある。商品は120BLACKと120WHITEの二種類あり、BLACKには過去を見る効果はないが悪いものをはねのける力がある(鏡が歪んで見えたり、割れたりしたのはこのため)。一方、WHITEには過去を見る等の不思議な力があり、悪魔が見えたというのも娘の姿が見えたというのも本当という設定。
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ある応援コメントで、こう書いて頂いた。
「レビューはそれ自体が過去であるという、読み手が過去を覗いているという意図はあったのだろうか」
これに対する返答的なものをここに書いておく。
あんまり考えてnゲフンゲフン、無意識的にそういう意図で書いた部分はあるかもしれない。ある、かもしれない(大事なことなので以下略)。
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誰にも指摘されなかったのが寂しいので、一つここで明かしておく。
◎役に立った
上の◎表示が、最後のレビューだけ◉になっていた事にお気づき頂けただろうか。これは、レビューを読んでいた者(読者ではない)がいて、このレビューにチェックを入れた事を示している。だがこの形式で、読者とは別に「レビューを見ている存在」がいるという事をわかってもらうのは難しかった気がする。今回のような存在を読者に対して明確にする方法は、今後の課題の一つとしておく。
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最後に、匿名コンで♡、応援コメントを入れてくださった皆さま、ありがとうございます。
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