学生プログラマーの自重しない学校生活...年間純利益約1億円ですが何か?
@bodnakanohito
第1話
20XX年 秋 某大手IT企業 会議室
「〜〜以上、本日は私が提供するゲーム体験とそれを実現するためのハードウェアに関するプランをお話しいたしました
私の提案するゲーム体験は異次元の没入感と驚異の自由度を誇る今までに無い 全く新しいゲーム体験を約束いたしますご清聴ありがとうございました」
次の瞬間会議室では拍手が巻き起こった
「先輩あの人何者なんですか?フルダイブ型VRの制作技術をもってる学生とか聞いたことありませんよ」
「いやっ逆になんで俺が知ってると思うの?俺が聞きたいくらいだよ」
〜〜〜視点は主人公に移り〜〜〜
拍手が鳴り止まないうちに会議室を出てここ『ソニー・インタラクティブエンターテインメント』のあるビルを出るふと気づいた特にスマホを見るとメールが来ていた
『お〜い 和樹早く来い もしかしてまた仕事してたのか?少なくとも先生は知ってるから連絡くらいしろよ まあ先生もなんとなく察していると思うけど。あと来週の吹部のあれこれるよな?こっちで出席にしとくぞ』
なるほど意外とどうでもよかった。ちなみに俺は学校の先生と今のメールの送り主『翔太』意外には病院に行ってると言う大義名分で平日のプレゼンなどには出ているので周りにには病弱なやつだと思われてるけど、実際は6年前の交通事故で体の98%は機械に自分でしてるから病気になる方法がない(でほしい)
ソニーのあるビルの最寄駅まで歩きながら丸の内ビルディングを眺めていた。そういえば初めてここに来たとき迷ってプレゼンに1時間遅刻したっけ?今思えば懐かしい思い出だ。えっ?機械がものを忘れるのかって?人間らしさを出すために基本的に物事を忘れるようにしてるから普通の人間レベルです。昼の駅は意外と閑散としている、この広い人工的な空間に自分の足音以外は機会音声しか聞こえない。この時間は結構好きだ、なんて思っていたら不意に電車の到着アナウンスが聞こえてきた。俺は電車に乗り込む、電車の中には見渡す限り子連れの奥さんが数組とお婆さんが数人くらいだった。もちろん周りの人が見てくるが意外とこの視線にも慣れた、家の最寄り駅まで1時間くらいかかる。
我が家は4 LDKの下にオフィスがある3階建ての家だ。両親と妹は、6年前の事故で死んだから家に帰っても誰もいない。
「ただいま〜」
だからこんなことを言っても人の声や気配は一切しない。かなりこれは悲しいものだが、6年もすると慣れてしまう。慣れとは怖いものだ。家に帰ってくるのが昼頃というのもあったので横浜駅で、シュウマイ弁当を買ってきたもちろん買う時に店の店員に怪しい人を見る目で見られたがやはりこれも慣れてしまうのだ。熱々のシュウマイ弁当を食べながらノートパソコンを開く。いろんな会社から来ている仕事の依頼を見て返事をタイプしていく。それも30分もすれば終わる、そしたら今度は通ってる高校に行く。玄関でスニーカーを履いて学生鞄を手に取る、玄関を開けると帰ってくるときには気づかなかったが、街路樹が紅葉し始めている別に紅葉が好きなわけではないが地球の息吹を感じられると心なしか学校へ向かう足取りが軽くなる。
学校に近づくと反響した学校のチャイムの音が聞こえてきた。部活動開始の合図だ、帰宅部の学生が一斉に学校から出てくる。人の波を避けながら学校の別館に向かって歩いていく、吹奏楽部の部室は二階の一番奥とその隣の部屋だ。部室に入るとすでに数人の部員がいる。
「お疲れ様で〜す」
ちらほらと返事が返ってくる、一応ピアノをやっているが基本的にはマネージャーらしいことは俺がやっている。俺の後から後輩たちが入ってくる今俺たちは2年だからもちろん先輩も入ってくる部屋にいた全員が挨拶をしている。
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はいカクヨムだけで投稿予定の中途半端物語異世界ファンタジーじゃなくてあえてリアル路線でいくと言う賭けに出ましたがどうですかね、自分なりに情景描写に気を使った作品だったんですが。
一人の人が見てくれたらもう1話書きます。
他の作品も書いているのでお時間ありますたらご覧ください
『ミリオタ学生プログラマーが行く異世界プログラム記』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892186303
今作の途中で『病気になる方法がない(でほしい)』の一文、中の人は決して身体障害者や病気の人が、自分たちと違う人種だと思っていません。適切なサポートと、適切な理解をした上で、一般社会で活躍できると思っています。だから悪意はないよ(ニコッ)
学生プログラマーの自重しない学校生活...年間純利益約1億円ですが何か? @bodnakanohito
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