僕はジャスティスファイッのSDガンダムか子どもの頃にながら観して記憶があやふやなアニメや人形劇の三国志しか知らないにわかですが、色々と三国志の物語が知れて面白かったです。三国志をある程度知ってる方でも知らないコアな武将が出てきたりするようなので、知ってる方でもまた楽しめるのではないでしょうか。 人物は猫で表現されていて、最後とかも猫の習性を取り込んだラストなので設定は無駄になってません。 物語途中の猫の可愛さを楽しむも良し。後半のシリアスでガチンコな三国志を楽しむのも良しです。
三國志、猫の融合という異例の作品。苗(ミャオ)族ではなく、猫(ニャオ)族です。向寵が主人公という珍しい話、しかも猫の少女。三国志について深く書かれてるので、三国志好き必見です。作者様は、他の作品でも猫が織田信長はどもやっており、猫作品といえば作者様です。猫好きも必見です。コメディとシリアスがうまくかみあって、話が進みます。猫ならではの終わり、よかったです!
三国志好きの皆さまは「向寵」というマニアックな武将をご存知ですか。諸葛孔明から信頼された武将でありながら、情報が少ないために漫画、ゲームなどにはほとんど出ることのない人物です。本作では、ネコっぽい少女である向寵が仕官するところから始まり、孔明と共に五丈原まで行く?行けるのか?という物語です。三国志の設定、雰囲気をしっかりと守りながらも、キャラたちのやり取りは、どこかコミカルに仕上がっています。皆さまもぜひ『蜀のネコ将軍は五丈原へ行きたい』を読んでみてください。
新たな見方の三国志演義に興味津々。続編を期待しています。