異世界転移 14話目
「さて、色々聞きたいことが有るが一番聞きたいことを聞く。」
「はい、ご主人様。」
「なんでここに居るの!?」
夕飯も終わり、マックス達も家族で部屋に戻った。
俺も家の戸締まりを確認して自分の寝室に来たのだが、そこには下着姿のクリスが居たのだ。
「……それは……夜伽をするためです!」
「よし、早速……いや違う、俺は犯罪者じゃない!」
思わず行為に走りかけたがなんとか思い止まると、なぜ自分からこんな事をしようと来たのか聞いてみる。
「い、いや、今日は家族水入らずで過ごしたら良いんじゃないか、それにこんな事をするなんて両親が悲しむだろう?」
ケンがそう言うと、クリスはパァっと花が咲いたかのように笑い言う。
「弟と妹はもう寝ました、父と母はご主人様のところに行くと言ったら、頑張りなさい! っと応援してくれました……
それにご主人様になら、私の初めてを奪われても……良いです……」
両親はなんで応援してるの!?
それに恥ずかしそうに赤くなってうつむく、クリスの破壊力が半端ないんですけど!?
「それともやっぱり、私みたいな田舎娘じゃ……ダメですか?」
「ダメじゃないです、ダァー!」
不安そうにパッチリお目目を揺らしてこちらを見てくるクリス、地球でも異世界でも立派な職業のお姉さん達に数え切れない程にお世話になっていて、色々と高レベルのスキルを持っている(何故かドライトお勧め戦闘スキルセットに、そっち系のスキルもセットで入っていた、夜の戦いだからか?)この俺でも、その破壊力にあがらえずにクリスをベッドに押し倒してしまった!
「ご主人様……や、優しくお願いします……」
か、かわえー! いや、マジで可愛いわ!
俺がいきなり押し倒したからか、少し不安そうにこっちを見てくるクリスを安心させるために頭をなでてあげる。
するとクリスは、くすぐったそうに首をすくめて嬉しそうな表情をする。
そんな可愛いクリスを見てて、ふと思った事を聞いてみる。
「なあクリス、一昨日に俺はその……手を出さなかったのか?」
俺の質問を不思議そうに聞いていたクリスだが、質問の意味が解ったのか真っ赤になりながらも答えてくれる。
「ご、ご主人様は家に着くと、すぐに私をベッドに押し倒して……ペロペロさせてくれー! っとおっしゃって……その……そのあとはお眠りに……」
うはー! リンゴみたいに首もとまで真っ赤になって、ちっちゃくなってる! ホンットに可愛い! この子誰の子よ!
俺の子(奴隷)だった、ってか一昨日の俺ってば、なにしてんの!?
そんなクリスを見ていて、少しイタズラしたくなった俺はさらに聞いてみる。
「ペロペロって、俺に舐められたんだ……気持ち良かった?」
「……っ!」
おおお!? さらに赤くなって……軽くつねられた!
も、もう我慢できーん!
我慢の限界をとうに迎えていた俺は、今ので完全に理性も何も粉砕された。
そしてクリスに抱きつくと、その桜色のクチビルにキスをする。
軽くキスをすると、クリスは驚くが目をつぶって受け入れてくれた。
それに気をよくした俺は、ついばむような軽いキスからディープキッスに切り替える、俺の舌でクチビルと舌を舐められたクリスは最初は驚くが、次第にトロンとしてきて俺の舌に自分の舌を絡ませてくる。
そして短い時間だったのか、長い時間だったのか、自分でも分からなくなるほど濃厚なキスを終わらせると口を離す。
するとクリスはため息を吐きながら名残惜しそうに舌を伸ばしていた、俺はそれを見て再度舌を絡めるキスを一度すると紅潮した頬をなでながら最後の確認をする。
「……クリス、良いか?」
「……はい……ご主人様に、お任せします。」
ぼおっとした表情のクリスだったが、最後にはしっかりと返事を返してくれた。
そしてその返事を聞いた俺はクリスの下着を剥ぎ取り、自分も服を脱ぎ捨てると裸になり、クリスに覆い被さったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます