第5話七人の小人

翌日、俺は再び森に挑む事にした。しかし今回はなんと、出掛けに軽バンやユニットハウスを単独で送還してきた。軽バンやユニットハウスを現地で召喚できれば休憩が楽なのに~と思って見ていたら送還コマンドが出てびっくり。実験してみれば「ホームセンター」一式全て送還しなくても、個別に送還が出来ることがわかった。個別に送還すると召喚時の選択肢が膨大になるため、分類しダンボール箱に入れて品名を書いて送還したら、ホルダ化された。そして、個別やホルダ化された品物は全体を召喚しなくても個別に召喚できた。

 さしあたり、食料と衣類に薬品関係や野営道具と手製の武器を送還してミニショベルで昨日の地点へと向かう。

 昼食は煮込んだハンバーグとプレーンデニッシュにした。煮込んだハンバーグはレトルトパウチを加熱しなくても食べられる。プレーンデニッシュは菓子パンと食パンの中間にあるパンでバターやジャムを塗らなくても十分な味が楽しめるように作られていて、どちらも未開封なら3年間保存できる保存食だ。先日まではストレスでイラついて、湯を沸かすのさえ面倒だったが、今はきちんと食べているのが、このパンも久しぶりな気がする。

 そんな昼食を食べていると地面から突き出た不自然な物を見つけた。それは全長60cm程の小指ほどの太さの真っ直ぐな棒に見えた。


 「…弓矢?」

 

近寄って確認すれは、作りは雑でまともに飛ぶのか?という出来だがまだ削られた木の色も新しい矢のようだ。石の鏃と矢羽もついている。


 「これは…まずいな。ホモブ・ゴブリンがいたって事は普通のゴブリンも居るかも知れない」


 俺は手早く荷物をまとめるとミニショベルで移動を開始した。

 しばらく走ると警告が入る。

『警告、西方およそ150mに、生物反応があります。ご注意ください』


「来たか…ホモブ・ゴブリンかな…」


俺はエンジンを止め静かに様子を窺う。やがて視界の先50m程に現れたのは、大小二人の姿。おそらくは大きい方が昨日のホモブ・ゴブリンと思われるが、小さな方は足取りも頼りなく大きな方が支えて歩かせているようだ。


『警告、西方およそ150mに、未確認生物反応があります。ご注意ください』

直ぐにスマホを確認するとホモブ・ゴブリンの後を赤い光点が追っているようだ。

光点の動きは決して早くないが、小さなホモブ・ゴブリンが更に遅い。距離の差は100m弱だろうか?もう間も無く追いつかれるだろう。何がくるのか分からないが小さい方のホモブ・ゴブリンは戦えそうにないし、足を引っ張るだろう。このままだと俺はともかくホモブ・ゴブリン達は間違いなく殺されるに違いない。


「おい、こっちだ!こっちへ来い」

俺はキャビンから体を乗り出しホモブ・ゴブリンに向かって叫んでいた。


 突然の声に驚いたのか一瞬固まったホモブ・ゴブリン達だったが俺の姿を見て驚いた様子だ。手招きを加え呼びかけるが、なにやら後方を振り返りつつ躊躇している。そして、遠くからなにやら喚き声が聞こえてきた。いよいよ時間が無いようだ。


「召喚」


召喚リストからバンを選び呼び出すと、俺は直ぐ軽バンのドアを開けて、中に入るよう手招きする。


「ホブ!こレハ?」

「安全な箱だ」

「ナニ?」

「特別力で守られている。この中は安全だ」


疑う気持ちは分かるが、もう時間が無いぞ。


「怪しいと思う気持ちは分かるが、助かりたかったら中に入ってくれ」


かなり、疑いながらも、ホモブ・ゴブリン達は、俺の指示に従い軽バンの元へとやって来た。俺は急ぎ後部座席を起こしベンチシートに座れるようにした。

小さい方は軽バンに入ったが、昨日の彼?は軽バンに入ろうとしない。迫りくる追跡者の方を決意の篭ったまなざしで睨みつけた後、一度小さい方と視線を交わしている。あ~うん。そうか、分かったよ。ここは命張る場面って事だな。


「召喚」


俺は召喚で金テコと長柄の斧を取り出し彼に渡す。出した金テコは片側が平たいバールの先のようになっているが、反対側は円錐型に尖っている。長さは1mを超え中空ではないため、重量3.5kg以上ある。斧は薪割りなどに使う物で扱いは難しいが、一撃のダメージは多きいだろう。これで殴られたら俺は即死するんじゃないかと思うが、その心配は無いと信じる。

彼はそれぞれ軽く素振りして感触を確かめているようだが…金テコを手首の力で振るとか凄いね、俺がそんな振り方したら、一瞬で手首傷めそうだよ。

俺は直ぐにミニショベルのエンジンをかけ、回転をHiに入れる。接近する一団の騒ぎ声がいっそう激しくなった。低騒音型とはいえそれまでこの世界に無かったエンジン音が響き渡れば、その異音に警戒が増すのも当然だろう。俺は残された僅かな時間にミニショベルの操作を確かめつつ演舞を行う。アームの上げ下げや前後動作、車体を軽く回転させる等の一通りの動作をする。その様子をホモブ・ゴブ…略してホモブの彼は興味深く見ている。共闘するからにはどんな動きか知らないと危険だからしっかり見て覚えて欲しいね。

ホブブの彼に視線をやる。彼は「ホブ」と一声発した後、軽バンの中のもう一人に視線をやり、何事か言った後、金コテと斧をハの字に構えて迫りくる敵へと歩を進めて行く。

…あっれ~~なんか凄く格好いいんだけど?その構えとか二刀流なの?

そういえばもう一人ってちょっと体型が違うけど女性? よく見れば、なんか死地に向かうヒーローと見送るヒロインみたいな?


「ホブブブブ~~~~」 


うわ、叫んで駆け出した。勝手に特攻しちゃったよ!走られたらこっちの方が遅いんだぞ!どうすんだよ!


「まてこら!一人で行くな」


叫んで俺も全速で前進を始めた。ガラガラガラ。



 まあ、あれだ。戦闘は至極あっさり終わったよ。

 雄叫びを、上げて突っ込んでくるホモブ・ゴブリンとその後方から追走する得体の知れない黄色い物体に対し、敵のゴブリン共はあっさり恐慌状態になった。それでも、向かってくる数匹を金コテのフルスイングやミニショベルの回転バケットパンチで殴りつければあっさり撃沈。残りの奴らも逃げ散って戦闘終了。

死んだゴブリンを確認すると、肌は緑色っぽいが、汚れて汚いので本当の色はよく分からない。痩ぎみで毛皮のようなものを腰に巻いていが羞恥心があるのかな?耳は大きく尖っているが幅があり、なんとなく豚の耳に似ている。位置は人と同じだな。鼻は大きいが潰れ、口は爬虫類のように裂けている。亀の下あごのような感じだ。そして額がほとんど無い。血液は赤かったが見た目のキモさで人という感じは全くしなかった。

 

 戦闘後に軽バンへと戻ると二人の熱い抱擁が…マジでそんな関係?特殊進化とか新種の原人とか、すごい低確率だと思うけど、普通にペアになってるじゃないか。

 そんな二人を見ながら考える。

さて、これからどうしたものか…。

 

 「さて、お二人さん。先ずは互いに自己紹介をしようか。俺の名は奈良健人、この森で自由気侭に暮らしたいと願う普通の…ナイスガイだ。ケントとよんでくれ。」 


「ムむ…オマエ、ナゼ、コトバわかル? 種ゾク違ウ、言葉ワカらない。はず」

「うん。何でだろうね。それは俺にもよくわからないな」


どうやら、自己紹介は好きでは無いようだ。


「ニンゲンことば、話せない。ゴブリン 時々 話せない ウマれる。ゴブリン 醜い 話せナイ キケン 殺す」

えっと、なんとなく分かったような、さっぱり分からないような…。


「ゴブリンがゴブリン以外を産むのか?」

「ゴブリン産む ゴブリン 弱い 直ぐ死ぬ。人産ませる 丈夫 長生き でも 俺変 ゴブリン違う 俺ゴブリン違う…嫁見つけた 同じ嫁だけ 助ける 俺たち 逃げる 捕まらない」


う~~ん?ゴブリンの子はゴブリンで、人に生ませたゴブは、丈夫で元気な子になる? 自分はゴブではない…自分と同じ亜種ゴブを見つけたので連れて逃げた? 


「ゴブ!少し違う」


どうやら不正解らしい。仕方が無いので、じっくり話しを聞くことにした。




「そうか…ゴブリンは他の生物と交配する性質があって、しかもその方が丈夫なゴブリンが生まれる。ゴブリンは定期的に人間や亜人をさらい、特殊な薬草を使って自我を奪い逃走や自殺をさせないようにしていた。普通の女性は生ける屍のようになってしまうが、君というイレギュラーが生まれた時、産んだ女性の意識が覚醒し、君を連れて逃げ出した」


初めの話って、そんな話だったか?

女性が正常な思考だったかは分からないが、一見して彼は、ゴブリンとは違う。おそらく生まれたばかりでも見た目が違ったのだろう。それゆえ…おそらく旦那さんか恋人の子供と思いこんだのだろう。


「だが森の環境は厳しく数日後に女性は命を落とした。それでも魔物としての特性を持つ君は、木の根や葉、昆虫など何でも食べ生き延びたと。そして一人森を流離ううち偶然?自分と同じ存在を見つけ、助けだして逃げ回っていたという事か?」

「そうだ。ゴブリンは、生まれたばかりの彼女を異端者としテ、悪神の供物にしようとしていタ。だから助けた」


…会話しながら凄い速度で言葉が流暢になるな。アプリの「俺を中心に効果が広がる」っていうのは時間経過も作用するのかな。


「なら、俺の住処に来ないか?安全だし、美味いものが沢山あるぞ。昨日の芋はどうだった? あ、でもコボルト居るけど平気か?」

「芋、芋食べた ウマかった。嫁 喜んダ」

「芋 おいシイ アリがと」

「コボルト知らない。コボルトなんだ?」


俺はコボルトの説明をする。少々てこずったが理解は得られ、彼等との面識があると知れる。


「なら問題ないな。俺も最近まで一人で暮らしていたから分かるが、二人きりじゃ色々大変だろう? 俺のところに来れば二人が住める家を提供できるぞ」

 「遠く 行くだめ 嫁 動く 良くない」

 「ん?」

動くの良くない?さっきまで逃げてたのにどういう事だろうか。

改めて嫁さんを見てみれば…妊婦!?


「もしかして、子供がいるのか?」


尋ねてみると旦那は、嬉しそうな誇らしそうな顔で力こぶしを作って見せた。それ、同意の意味?それとも自慢?


なら、俺の拠点をここに移すか?別にあの場所に拘りがあるわけじゃないんだが…いやだめだ、コボルト達も移住してくるんだから、拠点が無くなってたら彼等が混乱してしまう。


「あ、そうだ」


俺はスマホのメールに返信をしてみる事にした。

宛先:女神様 

件名:RE:業務連絡 

本文:先日はアプリを導入していただき、ありがとうございます。おかげさまで無事に会話が出来ています。

先ほどらいの会話によって奥さんが妊娠中で、移動が困難な状況と判明し、安全な移動手段を検討中でございます。そこで、教えて頂きたい事があり、メールさせていただきました。送還に際し、車両・店舗・ホームセンター 敷地内などに自分以外の生物が居る状態で送還した場合はどうなるのでしょうか?

乱文にて御見苦しいこととは存じますが、どうかご指導お願い申し上げます。


文章的にめちゃくちゃなで、怒られるかな? まあ良いか。

送信っと。これで返事がくるなら楽なんだけどなあ。


『ピロンピロンピロン』

返事きたー はやい。女神様ありがとうございます。

差出人:管理者 

件名:RE:業務連絡 

本文:友好的生物は同時に送還されます。送還は異空間に送還するわけではありません。例えるなら送還でデーター化され 召喚で復元されます。もし貴方が死亡された場合は送還データーの全てが、最寄りの召喚可能地点に召喚されます。貴方の能力と管理されていた施設等は、貴方の直系子孫で最も適した者に権限を継承します。子孫や適した継承者がいない場合は世界の理の中に戻るため、電気・水道等の設備は停止し、商品の追加はありません。当然結界も消滅いたします。


 可能なのはありがたい。説明の難しさはあるけどこれで何とかなる。しか、そうか~今俺が死ぬと色々終わるんだな。しかし子孫かあ…今のところ対象が居ないんだが、他の人を巻き込むならもっと世界を広げるべきなのか。


 「どうした?その音…というか、その板は何だ?」

 「ああ、すまん。この板はとても便利な道具で、この世界を創ったとても偉い方と話が出来るんだけど・・・わかるか?」


 まあ、創造論に似た考え方でも無い限り、創造主や神様とかわかんないだろうな。


 「偉い人知っている神様。神様、嫁が産まれた事を教えてくれた。俺、感謝している」


 あらびっくり。女神様、色々されているんですね。是非俺の嫁候補も教えてくださいよ。


 「その神様に聞いたんだけど、この白いのに入っていれば、安全なところに連れて行けるんだ。だから二人とも入ってくれないか?」


 嘘も方便だ。二人共入れて送還しないと、たぶん「嫁が消えた」と、パニックになし他に移動手段が無いからな。


 「分かった。お前いい奴 俺信じる」


 二人が軽バンに入ったところで念のためドアを閉めて。


 「送還」


 これで、拠点で出した時には「ここはどこだ?いつ移動した」状態になるのかな。


 「・・・・さて、俺は一人さびしく帰るか」



 既に森の中は薄暗くなっている。ちょっと時間食いすぎたな。ミニショベルの作業灯が照らす森の中を一人拠点へと向かうが、暗い森は非常に怖い。結界には意外な弱点があって、攻撃は問題なく防げるが、地面の起伏でひっくり返りそうになったり、アームに引っ掛けた枝がしなってぶつかったりする自然現象は攻撃に当たらないため素通しだった。

自損事故や天災は保険対象外ですって感じだろうか?


 帰るのは無理だった。掘削用の作業灯はアームの内側にあるため、アームをたたんだ状態で走行すると明かりが遮らせるし、アーム自体が視界を遮り邪魔だ。自損事故防止のためにも森での夜間走行は断念した。


 「召喚:ユニットハウス」


 森で寝るに当たりユニットハウスを利用する事にした。ユニットハウスは工事現場などでもよく利用される箱型の移動可能な部屋だ。大きさは6帖程の物から、かなりの大きさの物まで様々だが、トラックでの輸送を念頭に作られているため、基本サイズはトラックに乗る大きさであり、これを繋いだり重ねたりすることで、大きな部屋やアパートのような複数の部屋をもつ建物にもなる。

移住者のために、一先ずユニットハウスやログハウスなどで家族単位の家やプライベートスペースを用意して、足りなければ平屋の仮設住宅を作ればいい。幸い2x4の構造用製材や合板、外壁材など建築資材は多種あるからどうとでもなるはずだ。


呼び出したユニットハウスは簡易拠点用として想定したものなので、相応の設備をしてあるのが、改めて確認してみよう。まず、このユニットハウスには、ベッド・流し台・給排水(ポリタンクと水中ポンプ使用)・カーテン・エアコン・照明器具が設備してある。(電源は電池式)まあ、大きさの都合で、風呂は無いが仕方が無い。拠点に帰れば灯油ボイラーの風呂があるので今日は我慢だ。まあ、あれもリフォームコーナーの展示品UBを使用した関係で風呂の壁が一部無いという問題があるんだよな。

今までは一人暮らしで支障が無かったが、同居人ができるなら改修が必要か。いっそ、銭湯みたいなもの作るかな。タイル張りなら何とかなるだろうし。そして、床は畳敷きだ。まあ、ユニット畳だけどね。


夕飯を食べ、ユニットハウス内に吊るしたLEDランタンの明かりに照らされながらスマホをいじる。機能的には、翻訳アプリが常時起動。スキルに例えればパッシブだね。他には地図アプリだけど、これもパッシブといっていいと思う。現状、他に何かできる様子はない。メール?神様との通信限定だからスマホの機能としてどうかね?というか、俺のスマホの中身がまるっきり別物なんだよな。前世で記録しておいた「異世界で役立ちそうな豆知識100選」ってサイトで拾ったデーターもなくなっているし。今こそあの知識が役立つはずなのになあ。



そしてまた、メールを打つ。件名変えたほうがいいかな?

 宛先:女神様 

件名:RE:業務連絡 

本文:ご回答ありがとうございます。

実はホモブ・ゴブリンと話していて気がつきまして、かの種族が繁栄していくためには、もっと同胞が必要ではないかと思いますが、そのあたりどうなのでしょうか。


『ピロンピロンピロン』


差出人:管理者 

件名:RE:業務連絡 

本文:懸念されている事項については対策を講じていますが、詳細は機密につき公開できません。しかしながら、十分にして満足いただける計画ですのでご安心ください。

なるほど。心配は要らないようだな。むしろ余計な事気にすんな的な感じか。

俺は女神様に礼のメールを送り、寝る事にした。


「・・・○・・△・・○ψ・・・Я#・・$・・・」

「○・Λ・△○Ξψ・・・ЯΦ○△・・・・」


「・・・・・ん~~なんだ?」


夜中、外が騒がしくて目を覚ます。室内は薄暗くカーテンの隙間から差し込む月明かりだけが室内を照らし、そして小さな影を作っていた。

 …影?不振に思いカーテンの隙間を見てみれば、窓の外から小さな人?が、室内を覗き込んでいた。見た目は小さくなった人間だな。身長は20cmくらいか?服を着ているけど素材は何だろうか。


「Φ$ω$Φ なんだろう?」

「なんだろうね?」

「あ、誰かねているよ!」

「寝ている~誰~?」

「誰~寝ている~? ‼寝て無いよ、起きているよ…うわ!大変だ」

「寝て無い大変、たいへん、たいへ~ん、たい、へんたい。へんたい~大変~」

「へんたい~?起きた変態?」

「へんたい?変態、襲われる?」

「へんたい! 変態! 誰が襲われているの‼」


「まてまてまて、まて~~~‼俺は変態じゃないぞ」


 冤罪だ!俺は変態じゃない。ストップ痴漢冤罪。真犯人は…あの全身黒い人だ。俺は現場の保存と弁護士の手配を要求するぞ。


 「まて~まて~変態がまてって言った」

 「まつ~?まつ~?誰がまつ~デラックス?タカコ?」

「 まてまてまてって、待つなって意味?」

 「まっていたら~あの人、奥さんと別れるの~」

 「え~嘘なの、それ騙されているの、男は絶対分かれないよ~」

 「嘘?騙すの?変態、騙すの?サイテー」

 「サイテー 変態サイテー」

 「さいてーさいてー」

 「変態サイテー変態裂いて~」

 「そうだ~ヘンタイを裂け~~」

 「裂け変態~最低~」

 「ああああああああああああああああああああああああ、何なの!?お前らいったい何なの??? うるせえ!うぜえ!後、俺は変態じゃねえ!」


 「「「「「「「うわ~~~~~ん 顔怖い~~~」」」」」」」

 「やかましいわ!」


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