第18話



ウサコ


「うわー、今揺れなかったぴょん?」






ネココ


「大丈夫、びっくりしてぴょん語になってるよ?」






梟子


「揺れてないぴょん。」






ネココ


「ほら、梟子がふざけちゃってるじゃない、地震なんて起きてないよ。」






ウサコ


「本当に?びっくりした、地震って突然だから、恐くて仕方ないのよ。」






ネココ


「まぁー、地震に限らず、突然起こる事って怖いわね、雷とか、竜巻とか、部屋に彼氏が居るときに早く帰ってくる親とか。」








梟子


「彼氏出来たの?」






ネココ


「あくまで例えよ、出来てないわ。」






ウサコ


「突然の彼氏報告も怖いわね。」






ネココ


「だから、例えよ、聞いた話だと怖かったらしいの、何がって思ったけど分からないから、聞き返さなかった。」






梟子


「きっと、その時丁度あれだったのよ。」






ウサコ


「あれって?」






梟子


「あれよ、私の口からは、言えないあれよ。」






ネココ


「気になるわ、何だろう?」






ウサコ


「私も。」






梟子


「じゃあ、そこまで言うなら、言っちゃうわよ、聞いて後悔しないでよ、行くわよ言っちゃうわよ。」








ウサコとネココ


「うん。」






梟子


「なーんとーその時??










地震が起きたのよ。」








ウサコとネココ


(ふーん。)




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