第18話
ウサコ
「うわー、今揺れなかったぴょん?」
ネココ
「大丈夫、びっくりしてぴょん語になってるよ?」
梟子
「揺れてないぴょん。」
ネココ
「ほら、梟子がふざけちゃってるじゃない、地震なんて起きてないよ。」
ウサコ
「本当に?びっくりした、地震って突然だから、恐くて仕方ないのよ。」
ネココ
「まぁー、地震に限らず、突然起こる事って怖いわね、雷とか、竜巻とか、部屋に彼氏が居るときに早く帰ってくる親とか。」
梟子
「彼氏出来たの?」
ネココ
「あくまで例えよ、出来てないわ。」
ウサコ
「突然の彼氏報告も怖いわね。」
ネココ
「だから、例えよ、聞いた話だと怖かったらしいの、何がって思ったけど分からないから、聞き返さなかった。」
梟子
「きっと、その時丁度あれだったのよ。」
ウサコ
「あれって?」
梟子
「あれよ、私の口からは、言えないあれよ。」
ネココ
「気になるわ、何だろう?」
ウサコ
「私も。」
梟子
「じゃあ、そこまで言うなら、言っちゃうわよ、聞いて後悔しないでよ、行くわよ言っちゃうわよ。」
ウサコとネココ
「うん。」
梟子
「なーんとーその時??
地震が起きたのよ。」
ウサコとネココ
(ふーん。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます