第19話




ウサコ


「あー、何か、飛んでる。」






ネココ


「あっ、あれは、風船ね。」






梟子


「取って来る?」






ウサコ


「いいよ、大丈夫。」






ネココ


「風船って苦手なのよね、触ると割れるし、割れる時大きな破裂音するから。」






ウサコ


「そうなの、触った事ないし、何かちっちゃいよね。」






梟子


「あれは、空高く飛んでるからよ、結構大きな物もあるわ、人が乗れるくらいのね。」






ネココ


「それは、気球ね風船とは、また違う物よ。」






ウサコ


「そうなんだ、何か色々とあるのね。」








三匹でボーと空を眺めた。








ネココ


「風船はね、まん丸してて、ふわふわ浮かんぶんだけど、色々な色があってカラフルで、形を変えてうさぎとかにもなるんだよ。」






ウサコ


「うさぎ。」






ネココ


「うん。」






梟子


「私にも?」






ネココ


「うん。」






ウサコ


「そうなんだーーー!


ネココはまん丸してるから元は風船何だね。」






ネココ


「うん。違う。」






ウサコ


(風船って謎。)






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