第5話
ガリガリ……ガリガリ……
ウサコ
「ちょっと、ネココ何してるのよ?
ダメでしょカフェで爪研ぎなんて。」
ネココ
「ごめんねー、でもみんなにも、どーしてもしちゃう癖ってない?」
梟子
「私は、夜行性だから、やっぱり夜更かしかな、合わせて、昼寝とかかな。」
ネココ
「アニマル、あるあるだね、ウサコは?」
ウサコ
「私は特にないかな?
うさぎってどんな癖あるのかな?」
梟子
「うさぎはーー、寂しいと死んじゃうとか、あれがコロコロしてるとか、月に居るとかかな。」
ウサコ
「じゃあ、それで。」
ネココ
「何か、私ばっかり変な癖で迷惑かけてる見たいじゃない、なんかやだわ。」
ウサコ
「そうだね、夜行性も昼寝もまぁー迷惑じゃないけど、猫って爪研ぎや突然走り出したりとか、盛りで夜中五月蝿いとかいい癖ないね。」
ネココ
「やだわ、本当にやだ。
でも、可愛い女の子設定だから、本当は爪研ぎとかしてないけどね、あ、後うさぎはいっぱい交尾していっぱい増えちゃうらしいよ。」
ウサコ
「ちょっとやめてよ、まるで私がふしだらで淫らな女見たいじゃない、しかも、私たちの設定は恋に憧れる、恋愛知らない女子なんだからね。」
ネココ
「多分、色々設定迷子になってるね、一度白紙に戻そうか?」
ウサコ
「いいのよ、喋れてる時点でみんな私たちの事、人間だと思っているわ、ネココがキャラ付けで柱をガリガリするからややこしくなったのよ。」
ネココ
「ごめんね、気を付けるわ。」
梟子
「あっ、私の迷惑な癖あったわ、丸呑みしたものを消化した後に吐き出す事。」
ウサコとネココ
(またか、見てる人みんな引いてるよ、いつから私たちホラーになったんだよ。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます