第4話


ウサコ


「で、カフェ設定なのだけれど、ネココはなに飲んでるの?」






梟子


「私はね。」






ネココ


「あーあー、梟子は良いよおとなしくしてて、私は猫だけに、キャットミルク飲んでるわ。」








梟子


「設定うんぬんに反応するのやめたのね、そうよねそれはやめってと言えば言うほど設定なんですって言うようなものだもんね。」






ネココ


「そう、ハッキリと言われたらすっごく嫌だわ、で、ウサコは何飲んでるの?」






梟子


「あっ私はね。」






ウサコ


「あーあー、梟子はちょっと待っててね3年ぐらい待っててね、私はニンジンジュースよ。」






ネココ


「うさぎだもんね、ニンジンジュースだよね、人参かじりながら、ミィーミィーとか言っちゃうよね。」






ウサコ


「うん、それはない。」






梟子


「ちょっと、二人とも私も飲んでるもの言いたいわよ、言わせてよ。」






ネココ


「が?


本当に言いたいの?


後悔しない?」






梟子


「何で、カフェで飲んでるもの言うだけで後悔とか出てくるのよ?」






ウサコ


「じゃあー、言ってみて。」








梟子


「ふふふ、やったー??


私が飲んでるものは…………








雀一匹よ。」








ウサコとネココ


(ほら、見てる人みんな引いてるじゃない。)








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