第2話

ウサコ


「あーあー、恋したいわーーー。」






ネココ


「どうしたの、突然?」






ウサコ


「恋したいのよーーーー。」






梟子


「うん、そうね恋したいわね。」






ネココ


「ちょっと、変に共感しないでよ!


話がややこしくなるわ、じゃーそこまで恋したいなら、ウサコのタイプってどんななの?」






ウサコ


「え、タイプ……


う~ん、優しくて、背が高くて、後は……あ、年収三億。」






ネココ


「ちょっと、動物の世界観壊さないでよ、年収三億って何よそもそもうさぎの三億って何よ。」






梟子


「そらゃお嬢さん、札束でっせ、札束の三億だがやー。」




ネココ


「あんたまで、ふざけたらツコッミ役大変になるでしょ?梟子あんたのセリフは??






ありきたりのタイプね優しいとかって、言うのよ。」






梟子


「分かったわ、ウサコ??ありきたりね。」






ネココ


「だいぶはしょったわね……




でも、ウサコ恋したい割には、ハッキリとしたタイプないのね?




好きな人とかいないの?」






ウサコ


「う~ん、いないわ、いーのよ居なくて、ただ恋がしたいの。」






ネココ


「まぁー、いい人がいるなら協力してあげられるけど、漠然とし過ぎてて無理だわ。」








梟子


「恋か、あ。」






梟子は飛び立った。








そして








梟子


「はい、ピチピチよ。」










ウサコとネココ


(鯉……そっちで落とすのかアニマルだけに。)




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