アーニーマール (上鳥居 ネコミュー)

上鳥居 と ネコミュー

第1話


ウサコ


「みなさんはじめましてうさぎのウサコですぴょん。」






ネココ


「どうもみなさんはじめまして、猫のネココです。」






梟子


「あ、ないすちゅーみーちゅーふくろうの梟子です。」






ネココ


「まぁー、自己紹介なんかよりも気になる事が出来たわ。」




ウサコ


「どうしたのいきなり?自己紹介の途中だぴょん。」






ネココ


「そう、それよ!!」






梟子


「もー、二人とも大事なはじめましての挨拶なのよ、ケンカなんてよしてよね。」






ネココ


「だって、ウサコ。






いつも、語尾にぴょん何てつけて喋った事無いじゃない。」






ウサコ


「そんな事ないぴょん、いつもぴょんだぴょん。」






ネココ


「ほら、いつも使ってないから変じゃない、ちゃんと喋れて無いじゃない。」






梟子


「確かに、ぴょんだぴょんはないわね、あり得ないわね、でも、いいんじゃないそーゆーキャラクターでいきたいんでしょ?」






ウサコ


「……まぁー、色々考えて……




うさぎのキャラクターいっぱい居るじゃない、私も個性欲しいなって。」






ネココ


「急なのよ、挨拶する前に言ってよね、気になって何話すか忘れたじゃないの。」






梟子


「ネココはそれじゃなくても忘れぽいのにね?」






ネココ


「ちょっと、身も蓋も無いこと言わないでよ。」






ウサコ


「私も、ネココ見たいに、ぽっちゃりしてて一見タヌキにしか見えないとか、強い特徴があればな。」






ネココ


「あんたたち……何一斉に私をディスってるのよ、猫パンチするわよ。」






梟子


「今は、たぬパンチね。」






ネココ


「おい。」




ポカポカ、ポカポカ。






ウサコ


「私も欲しいわ、強い個性。」






梟子


「私も個性無いわよ。」








ウサコとネココ


(そのカラフルな派手メガネで充分個性出てるわよ。)









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る