第20話 バタースコッチ

某コンビニで〜バタースコッチ、という名称の菓子パンを買った。

帰宅してテーブルに置いてみると気になる。

「バタースコッチ」って何?


検索。

赤砂糖とバターからなる菓子らしい。

その風味を用いた物にもバタースコッチという言葉が使われるようだ。


早速、試す。

鍋に砂糖とバターを入れ煮詰める。

ブラウンシュガーはないので三温糖だ。


閃く。

コーヒーに合うんじゃないか。

挽いた豆から抽出された液体を注いでみた。

じゅっ。

危ない、跳ねるかと思った。

香りは良好だ。


口に運ぶ。

想像していたのとは随分、異なるが、なかなかだ。

先ず暖まる。


就寝前だったのでバターも砂糖も加減したが。

これは濃い方がいけると感じた。


で、また調理器具を握ろうとした。

だが辛うじて罪悪感が勝った。

カロリーカロリー。


バタースコッチの夢でも見るか。

カフェインが効かない私。

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