水も、食糧もない小さな部屋で、四人が肩を並べて怯えていた。



二日目。



襲撃されたときに腹に受けたケガがもとで、一番小さな子が死んだ。



三人で分け合って食べた。



小さな骨をしゃぶってまた数日。



空腹に耐えかね、一人が小部屋から出ていった。



二度と戻ってこなかった。



残ったのは、僕より一つ上の女の子。



二人なら、成長したあとに子供を作ってまた大家族を作れるねって話していたのに。



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