第二話校長からの呼び出し

「さあ、遊ぶぞーーー」

3年S組の生徒に連絡します。

「ん?なんだ?」

「呼び出しか?」

「なあ、神崎俺達なんかしたか?」

「してないと思うけど」

至急校長室までお越しください。

「とりあえず行きましょう」

「私たちの遊ぶ時間が」

「まあまあ、いきましょ!」

トントントン

「どうぞ」

「失礼します」

俺たちはみんなではいった。

「佐々木校長お話とはなんでしょうか?」

「話というのはね、明瞭祭についてなんだが」

「明瞭祭ですか?私たち何かありましたっけ?」

「今回の明瞭祭の本部役員を君たちに任せることになった」

「俺たちですか?5年生がやるんじゃないんですか?」

「いいや決まりは特にない職員会議で決まったことだよろしくたのんだ」

よろしく頼むといわれた俺たちだが乗り気ではなっかった。なぜなら明瞭祭はとても重要な行事であるからだ。しかも、俺たちは校長にこういわれたのだ。

「今年からすべて本部役員に任せることになった。ルールなどその他もろもろ頼むぞということで今日から2週間で企画書提出すること。」

といった感じで俺たちは任された。大まかな枠組みはもう決めてはいるがしっかりとしたものを作らなくてはいけない果たして俺たちにできるのだろうか。

「なぜあの生徒たちに任せたのですか?黒木さん」

「そうですねこれも関川さんの指示なので」

「そうですか上の指示ですから従いますがあの子たちに何かあるのですかね」

「それは私は言えませんね」

俺たちは一度明瞭祭本部の会議室で話し合いをすることにした。

「はーい。どうやって決める?」

「とりあえず明瞭祭は十日間ある。だいたいは決めている。前半3日間を学年ごとのバトル中間3日間を同じランクのバトル後半3日間をランクバトルの同順位がバトルするといった感じにするつもりだ」

「おお、なるほどな今までとは違うわけか」

「いいね!今までは学年だけだったからね」

「今まではいろんな競技で勝負だったけど今回はどうするの?」

「今回はすべて戦闘形式にするつもりだ」

「おお、いいね」

「それはそうとあと一日はどうするの?」

「それは、恒例のOB戦にするいつもとは少し違うけど同ランク戦でS,Aランクの優勝クラス、同順位バトルの一位グループの優勝と準優勝がOBと戦う」

「おお、いいな」

「今年は4チーム来てくれるらしいから楽しみだ」

「たのしみだな」

「じゃあとりあえず分担を言っておく」

「はーい」

「細かなルールについては石原に決めてもらう」

「わかりました出来次第みんなに資料を送ります」

公平であるルールを作るために俺たちの誰よりも知識がある石原をえらんだ。

「それで戦闘時のマップを千崎に頼む」

「おう、わかった」

千崎は自分の戦略を立てるためにあらゆるマップを知っているから選んだ。

「会場の安全管理は金田と中条に頼む」

「了解」

「はい」

科学と魔術が一流の二人ならば観客の防護をできるから選んだ。

「校内警備ののすべてを小川に任せる」

「おーけい」

どんな奴でも戦える能力があるから選んだ。

「そしてすべてをの統括を俺神崎が行う」

俺は指揮官の能力が高いからだ。

「とりあえず各自一週間後にすべてまとめ集まり最終的な話し合いを行う」

次の練習試合の3年Sクラスは待機室へお願いします。

「もうそんな時間かみんな移動するぞ」

今日の俺たち練習試合の二試合目が始まる。みんな気合は十分なようだ・

「よーし、頑張ろう次の相手は4年Sクラスか」

「俺たちと同じくらいか」

「今回の作戦はどうするの?」

「今回はあの作戦を使おうと思う。今回の相手は正面から全員で突っ込んでくる相手だ。突っ込んでくるとはいえすべてに隙がないということで裏どりをする。まず、3人で正面で交戦するその後後ろに後退する相手は必ず俺たちの陣地まで来るはずだ来たところをサイドから回っていた2人と挟むそこからは袋のネズミさ」

「今回の相手はどれだけ3人で耐えて後退しその後反撃できるかが重要になるな。もし背後に回っていることがばれたら各自分散し戦うこととする。前衛三人を小川、千崎、金田。サイド中条、石原。俺は三人のアシストをするそして前に出ることで相手を引き付けることはできると思う実質前衛は4人だ」

3年Sクラスは闘技場にお願いします。

みんな気合十分このせんじゅつは何度もやってはいるがとても難しいだが俺たちは勝つ。

「みんないくぞ!」

「おーーーーー」

さあ、みなさお待ちかね入学から負けなし3年Sクラス対4年Sクラスのバトルです。

試合開始まで5秒前、4,3,2,1、スタート!

「よしゃーあいくぞ」

両者まっすぐ突っ込んでいきます。さあ、ここで両者激突します。4対6という圧倒的不利な状況です。

「引くぞ」

ここでたまらず後退していきます。これは勝負あったか?

「いくぞ」

「おう」

「はい」

「はい」

おっとここでサイドから回っていたのでしょうか?敵の背後から現れてきました。4年生は挟まれる形になりましたこれはどうなるのでしょうか。

「神崎俺が二人を相手にするからお前は指揮官を倒せこのままだと俺たちが持たないぞ」

「わかった小川頼んだ」

三年の指揮官自ら敵の指揮官を倒しに来ました。さあ、すさまじい戦いになっております。

「先輩、ゲームセットです」

ここで試合終了です。前衛にいた一人が敵を倒し指揮官の背後を取り倒し3年Sクラスの勝利です。

「みんなお疲れ」

「お疲れ」

「みんな、お疲れ様、先生は今日の報告をしてくるからゆっくりしなさい」

「はーい」

今日も勝つことができた俺たちは連勝中かどこまで伸ばせるかな今日は疲れたな。

「みんな、明日から2週間は俺たちは試合はないが学校はあるからな!今日は疲れただろうし今日の反省は明日にしよう」

「おーけー」

こうして今日はみんな解散した。

疲れた一日も終わり夕暮れの中俺は家に帰る。家に帰る楽しみといえば妹くらいかな

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