第3話 実力
「それじゃあお前ら、使う武器を選びな」
ジェリコが籠を指で示しながら言うと、いち早くテッドは足を運んだ。ガサゴソと数秒物色した後に、太めの短剣サイズの模擬刀を手に取ると、ニヤリと笑った。
「これでいい」
その言葉にジェリコは頷き、試験場の真ん中に立つよう指示をする。
その真ん中には2本の横線が引かれており、受験者2名の立ち位置であることは誰でも理解できる。
「それで、お前は?」
続けてジェリコがメストに向かって問いかけた。
メストは一瞬、籠に目をやると渋そうに目を細めた。
「こいつでやりたい」
メストは首を動かし、背中に背負った木刀を示す。
ほう? と今度はジェリコが目を細めた。ギャラリーからも不思議そうに声が漏れる。
訓練用の模擬刀とはいえ、素材は鉄。木刀よりも硬度や破壊力が高いのは明らかだ。
それはメストも理解している、しかし理解した上で木刀を望んでいるのだ。
そしてその発言は、一種の煽りと捉えられてもおかしくなく、テッドの瞼が一瞬激しく痙攣を起こしたのは、言うまでもなかった。
「構わねぇが、念の為、調べさせてもらうぜ」
ジェリコが手を差し出すと、メストは胸の前で結んでいた紐を解き、解放された木刀を渡した。
その形状は片手剣で、かなり年季が入っているように見えるものの、訓練場などで良く使われるありきたりな物に見えた。
そんな木刀をジェリコは手で回しながら、色々な角度から見定め、もう一度ほうと声を漏らした。
「……いいだろう。お前も配置につけ」
木刀を返すとメストは黙って配置についた。
2人が向き合う。その間合いは大剣がギリギリ届かない距離。逆に言えば、一歩でも踏み込めば危険な距離になる間合いだ。
ギャラリーに緊張感が走る。テッドを知る者たちは嫌な予感さえしていた。
テッドが王都のスラム街で半グレ達を集めてチームを作っているのは、有名な話だった。
悪い噂は後を絶たず、市民への恐喝や強盗、強姦だけでなく、貴族や警備隊、果てにはギャングといった犯罪組織にまで手を出しているという。
そんな危険な輩のボスが何もしないわけがない。やめた方がいい。皆、今にもそんな言葉が出てきそうな表情を浮かべる。
しかし、その中に確かに期待するものがあった。
不安な反面、勇者の関係者がどれほどのものなのか。それを知りたいと思う感情があった。
それ故の緊張感。未知の雰囲気が漂っていた。
「……おいガキ。2度と歩けねぇ身体にしてやる」
血走った目でテッドが言う。
その台詞にメストはキョトンとした表情を見せた。
「いや、あんたじゃ無理だ」
そして当たり前のように、表情を変えずに答えた。
もはやテッドの額には血管が浮かんでいる。その表情は怒りを隠すつもりもなくなっていた。
「殺す……」
「よっしゃっ! それじゃ始めるぞ!」
2人の間に立つジェリコが右腕を挙げる。そして2人を今後に見ると、一呼吸置いて、振り下ろした。
瞬間、テッドが踏み込んだ。
砂煙を上げ、まるで瞬間移動したかのように短剣の間合いに入る。
「はやいっ!?」
声を上げたのはギャラリーのロックだった。
離れて見ていても、一瞬見失うほどのスピード。常人の域を超えているのは間違いない。
やはりテッドはただのゴロツキじゃない。
王都の裏社会に轟く悪名は飾りじゃないのだ、と皆が感じていた。
踏み込みの足が着くと同時に、短剣を握った右腕がメストの首に目掛けて、横一閃に振られる。
メストは構えすら取っていない。
入る--と皆が思った時、テッドは身体を回転させ、メストの背中へと移動した。
フェイント!? とギャラリーが気がついた時、ようやくテッドの短剣は遠心力を乗せて、メストの首に襲いかかった。
「………」
「っ!?」
しかしその攻撃も繰り出されることはなかった。
テッドはバランスを崩しながら、慌てて身を引くと、バックステップで間合いを取った。
それを首の角度だけで見ていたメストは、落ち着いた様子で、構えを取り直した。
「……テッドさん、なんで斬らなかったんだ?」
「足でも滑ったか?」
テッドの取り巻きらしき人物たちが不思議そうに声を漏らす。
側から見れば完全に背後を取っていた。皆が不思議がるのは当然だった。
その中でジェリコが心底おかしそうに、口元を歪ませる。そしてその光景を思い出す。
背後を斬りつけようとしたその瞬間、テッドは背筋が背筋が凍る思いだっただろう。
何せ背中越しに、首だけ振り向いたメストと目があったのだ。
鋭く冷たい、殺気に満ちたその眼と。
それはつまりテッドの動きが完全に見切られていたと言うこと。
テッドのスピードが意味をなしていないと言うこと。
そのまま斬りつけていたら、カウンターを貰っていたのは間違いない。
側から見ていたジェリコがそう思ったのだ。当の本人のテッドは命拾いした感覚だろう。
そして、その一瞬が2人の実力差を明確にした。
「……このガキィ」
テッドの歯がギリッと音を鳴らす。その表情は蓄積された怒りで真っ赤に染まっている。
しかし短剣を持つ右腕がカタカタと震える。それに自身が気づいた時、テッドは咄嗟に左手で震える手を押さえた。
ロックたちが言う通り、テッドはただのゴロツキではない。生まれ持った身体能力、戦いのセンスは目を見張るものがある。
加えて裏社会で培った戦闘の勘は、日々命のやりとりをしているおかげか、そこいらの剣士以上に熟練されていた。
しかし今回は、そのセンスが裏目になってしまった。
テッドのこれまでの経験が、磨かれた勘が脳に訴えかける。
こいつは自分よりも強いと……。
「……ハッ」
だからなんだ、とテッドは笑う。
勝てない戦い、絶体絶命の状況、そんなもの何度も経験してきた。……いやそれが俺にとっての日常だったじゃないか。
テッドが自分を奮い立たせるのに選んだ言葉はそのようなものだった。
テッドはこれまで何度もアウトローな輩を相手に立ち回ってきた。
そんな彼だから知っている。
戦いとは実力だけでするものじゃないと、勝ち方にも色々な勝ち方があることを。
「ハッ!」
声と同時に、テッドは再び踏み込んだ。
短剣を器用に逆手に持ち替え、腰の回転に乗せて振り回す。
小細工は通用しないと悟ったか。それは素直な、しかしながら迷いのない一閃だった。
それをメストは木刀を垂直にして受ける。剣術と呼ぶのも大袈裟に聞こえる、ただ刃を合わせただけの行為。
ただそれだけの行動がなぜ、このような不思議な現象を呼ぶのか。
鉄がぶつかり合うような鈍い音を立て、弾け飛んだのは攻撃を仕掛けたテッドの方。
まるで反動で自滅したかのように、バランスを崩し、いよいよテッドは尻もちをついた。
ギャラリーの声が漏れる。おそらく彼のそんな姿を誰も見たことがなかったのだろう。
そしてそれはテッド自身もそうだ。他人に情けない姿を晒すなど、屈辱以外の何ものでもない。
だからこそ彼は、バク転の要領で大袈裟に立ち上がった。まるでダウンなどしていないとアピールするように。
そして鬼の形相で相手を睨むと、一呼吸つく間も無く、踏み込んでいく。
怒りで我を忘れたか。
そうジェリコは思った。理解ある者からすれば、もはや闇雲に攻撃を繰り出しているよつにしか見えなかった。
しかしテッドの理性は意外にも保たれていた。いや、むしろこの瞬間を待っていたのかもしれない。
踏み込んだ左脚。それがメストの間合いに入ると同時に、テッドの身体が回転する。
伸ばされた右脚は足払いするように、砂が擦れる音と共に砂煙を上げていく。
そのスピードのおかげか、それとも熟練度の賜物か、一瞬のうちにメストの顔が煙に包まれた。
「目眩し……」
そんなものが通用するなんて……。
思っていない、のはジェリコだけでなく、繰り出したテッドもそうだ。
故にそれは連携の一部に過ぎず、テッドは左腕をメストに向かって突き出す。
瞬間、カタリと音を立て、テッドのレザージャケット袖から勢いよく何かが放出された。
「っ!」
それを目視できたのも、やはりジェリコだけだった。そしてその放出したものを思い出す。
東部の山岳地帯に生息する魔物、「シノビクモ」。
この魔物は他の蜘蛛のように糸を吐くことはない。その代わり、口から蜂が持つようや針を飛ばす特徴がある。
その針には毒はなく、致命傷になることも少ない、世間的には危険度が低い魔物と言われている。
しかしそのシノビクモが裏社会では高値で取引されている。
その理由は最大の特徴であるシノビクモの針。
この針は生き物の体温に触れた瞬間、跡形もなく溶けて無くなる性質があるのだ。
つまり証拠が残らない、暗器にぴったりな素材。
最近ではこの針にさらに毒を塗り、王都の貴族を殺害する事件が多発しているという。
「ヘッ……」
テッドが口元を歪ませる。それは当たったという確信からくる笑み。
額か眉間、運が悪ければ目。何にせよ隙を作るには十分な威力だ。
テッドが短剣を構え直し、また一歩、確実に短剣が届く距離にはいる。
そして素早く短剣を振り上げ、全力で振り下ろす構えを取った。
---同時に、メストもまた一歩前に踏み込んでいた。
砂煙を払うように踏み込んだその一歩は、前に出るためでなく、すでに振り上げた木刀を振り下ろすためのオープンスタンス。
テッドが驚きの表情を見せる。そしてメストの顔面を見てさらに驚愕した。
放出したシノビクモの針。それは確実に当たっていた。
その箇所はメストの左眼球。
しかし、それでもメストは止まらなかった。それどころか瞼すら閉じなかった。
否、閉じる必要など無かったのだ。確かに針は眼球に当たった。しかしそれが刺さることは無かった。
硬い鉄板に当たったように、針は弾かれ、そしてメストの目元から頬に転がって溶けていった。
この一連の出来事にメスト自身も気が付いていない。
彼にとっては小石でも飛んできたか、ぐらいの認識なのかもしれない。
しかしこれによって、常日頃から身体を『強化』しておくという勇者の教えが、どれだけ正しく、強力かが証明された。
「ハッーー!」
そして同じく『強化』された木刀が、振り下ろされる。
テッドは咄嗟に攻撃から、受けの構えを取った。
小回りがきく短剣の長所が生きたか、構えは間に合い、落ちてくる木刀を刃を横にして受け止める。
しかしそれを台無しにするように、骨と肉が千切れる痛々しい音が、周囲に響き渡った。
「ガァああああああアッ!?」
断末魔のような声を上げたのはテッド。その足元で真っ二つに折れた短剣が音を立てた。
ギャラリーが言葉を失う。驚愕と同時に恐怖まで覚えたことだろう。
振り下ろされた木刀は、テッドの左肩から大胸筋部分まで食い込み、その身体を変形させていたのだ。
「がぁあぁ! あぁぁ、がぁぎぃがああ!」
倒れ込み、言葉にならない声でもがき苦しむテッド。
その様子がどれだけの激痛が起こっているのか説明してくれていた。
「決着! ……だな」
ジェリコが2人に近づく。そしてもがき苦しむテッドを押さえ、その身体を見た。
そして、これはエグい……と小さく呟く。
腕の立つ剣士から受けた傷ほど、治療魔法で回復しやすいと言われている。
それは剣筋の鋭さにより、傷口が綺麗に両断されているため、繊維や神経がくっつきやすいからだ。
そのため流派によっては、わざと乱暴な魔力を刃を纏わせ、傷口を荒らし、治療魔法を無効にするものもあると聞く。
その点で言えば、メストの剣筋は見事なものだった。
真っ直ぐな一太刀は、文字通り一刀両断。テッドの肩から胸を果物でも切るように分断していた。
しかしジェリコがエグいと口にしたのは、それが理由ではない。
問題はその傷が木刀によって付けられたということだ。
剣を模していようが、木刀はあくまで打撃武器。本来であれば人の身体を切断することなど不可能。
だがそれをメストは自身の術で、押し通した。
『強化』した腕力で、ただ力任せに木刀を叩きつけたのだ。
結果、テッドの身体は骨や筋肉だけでなく、神経までもがズタボロに千切れてしまった。
その傷は、いくつもの戦闘を繰り返してきたジェリコの目を待ってしても、再起不可能を判断せざるを得ないものだった。
「治療班、怪我人が出たぞ! 救護室に運べ!」
ジェリコが叫ぶと、一瞬の発光の後、白衣姿の人物が突然、空間から姿を現した。
その数は4名で、全員顔面を覆うレザーのマスクをしているため、その性別は判断しにくい。
治療班と呼ばれていることから、学校の職員なのだろうが、その見た目は不気味と言わざる負えなかった。
受験者たちがそう感じているのも束の間、白衣の集団はテッドの身体を抱えると、現れた時と逆に、一瞬でテッド共に姿を消してしまった。
テッドの喚き声が無くなったことで、訓練場は静寂に包まれる。
皆が唖然とした表情を見せる中、ジェリコはメストに近づいた。
そしてその肩を叩こうとしたその時、「インチキだっ!」という叫び声が辺りに響いた。
ここにいる全ての者の視線が集まる。それはテッドの取り巻きと思われる少年だった。
「はぁー? 何言ってんだおめぇ?」
ジェリコが大袈裟に肩をすくめる。
そんなジェリコに少年は顔を赤くしながら、話を続ける。
「ただの木刀であんなことになるわけがねぇ! なんか細工してたに違いねぇ!」
「そーだそーだ」と別の取り巻きが続く。
そんな少年たちにジェリコは「どの口が言うのか……」と呆れつつ、軽く咳払いをする。
そしてメストに顔を向けると肩をすくめた。
「……だそうだ。お前の
ジェリコが顎で指示をする。メストは少し戸惑いつつも頷くと、取り巻きの少年を見た。
目が合い、少年はメストを睨み付ける。
しかしメストは気にもせず、優しく掬い上げるように少年に向かって木刀を放り投げた。
ブゥンブゥンと鈍い音を立てながら、木刀は宙を移動し、そして綺麗に少年の手元に収まっていく。
少年はその木刀を両手で掴みーー。
そして凄まじい落下音と共に、木刀を地面に落とし、両手をその下敷きにしてしまった。
「あだだだだだっ!? 手がっ! 手がぁ!」
両手を潰されジタバタする少年に、他の取り巻き仲間が木刀をどかそうとする。
しかし持ち上げようにもびくともしないその木刀を前に、少年たちはようやくその重さに気付いた。
「……そいつはな。訓練でよく使う素振り用の木刀だ。魔法で質量が増えてるから、100kgはあるだろう」
ガハハと笑いながら、ジェリコが近づくと少年の手を潰していた木刀をいとも簡単に拾い上げる。
その様子からは重さなど微塵も感じられないが、直にそれを味わった少年たちは信じられない様子でそれを見つめた。
「これが卑怯だって言うんなら、お前らも使うといい。もっとも振れるんならの話だが」
少年たちはぐうの音もでないと言わんばかりに唖然とした表情。
ジェリコはもう一度、楽しそうに笑うと、木刀をメストに投げ返す。
それを片手で受け取ると、メストは戦う前のように紐で背中に括り始めた。
ギャラリーはもはや声も出ず、ただただ呆然としていた。
▪️
戦闘試験が行われているその場所を、建物の中から覗いている者がいた。
校舎の中央、最も高い階に位置する校長室、そこに設置されたバルコニーのような空間。
しかし様々な植物や魔法で作られた池の存在が、バルコニーという言葉で片付けるには物足りない、そんな空間だった。
「……なるほど、たしかに面白い子だ。おまえさんが気にかけるのも頷ける」
首元まで伸びた立派な白髭を触りながら、老人が笑う。
紅のローブと、先端に赤の宝石が埋め込まれた長い杖は、誰が見ても魔法使いのそれであることは明らか。
「基本的なことは、全部仕込みました。後はここで学んでくれるでしょう」
そう話しながら、部屋の中からバルコニーへクロノが入ってくる。
老人がゆっくりと振り向くと、クロノの顔を確かめるようにじっと見つめた。
「それで、 おまえさんはどう見ているのだ?」
と言うと? とクロノが首を傾ける。その様子に老人はとぼけるなと言わんばかりに視線を送る。
そんな相手を見て、クロノはやれやれを頭を掻いた。
「メストの才能は本物です。あなたの下で学べば、いずれ俺を超える人材になる」
クロノの言葉を、老人は頷きながら聞く。しかしその様子はまだ聞くべきものがあると言わんばかり。
クロノはこの人には隠し事はできないなと息を漏らした。
「あの才能が、女神から授かったものって言うならそれでいい。しかし俺にはそうは思えんのですよ」
「つまりあの子の力に秘密があると?」
「あるいは因果ですかね」
クロノの言葉に老人は考える素振りを見せる。オールバックに固められた髪を撫で、そのまま髭を触りつつ、口を開いた。
「あの子の出生は?」
「おそらく親は冒険者。あとのことは何もわかっていません」
「……なるほど、つまり私の元に連れてきたのはそれが目的か」
老人に近づくとクロノは紙切れを老人に差し出した。老人はそれを黙って受け取る。
「あなたに伝えたい情報はそこに。後は頼みます」
そう言うとクロノは踵を返した。もう話す事はないと言わんばかりに歩み始める。
その様子に老人は小さくため息をついた。
「 ……また戻るのかね?魔王城の調査に。女王は久しぶりにおまえさんの顔を見たがっていたぞ」
クロノが足を止める。サザッと風が木を揺らす音がした。
「やっぱり俺はダメらしい。気になったことは納得するまで気が済まない……。
それは多分、ガキだった頃の教師の影響だと思うんですがね。マハード先生」
フッフッフとマハードと呼ばれた老人は笑う。
クロノも小さく笑うと、足を進めるのを再開しようとする。
しかし再びクロノは呼び止められた。
「では元恩師として、もう一つだけ助言しとこうか……クロノ」
名を呼んだ時、マハードはいつの間にかクロノの隣に立っていた。クロノは困惑の表情を浮かべる。
そんなクロノを尻目に、マハードはスンスンと鼻を鳴らし、大袈裟に肩をすくめた。
「おまえさん、風呂は入れ。正直……匂うぞ」
え? と驚くとクロノは自分の身体の匂いを確かめる。しかしピンとこない様子で首を傾げた。
「おかしいな。3日前に水浴びしたのに」
マハードは呆れた様子でため息をついた。
勇者の学校 川越 駿光 @gosisuke
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