登場人物という魅力

 凄く面白かった、その一言に尽きます。
 ただ、その一言に尽かせたらレビューにならないので、もう少しだけ感想を書かせていただきます。

 どの作品でも、序盤の設定が刺さるかに関しては読み手側の感性によるところが大きいと思いますが、素晴らしい作品というものは、途中まで読んでくれた読者を掴んで離さない魅力を持っているのだなと感じました。

 某友人らにもっと登場して欲しかったなと思ってしまうのは、主人公を含めた登場人物一人ひとりがそれぞれの魅力を有しているからなのでしょう。
 そう思うほどに、物語の端々に。
 それぞれの登場人物に思い入れを感じることができる作品でした。

 特に登場人物については、もっと語りたいとは思ってしまうのですが……
 それよりも、こんなレビューなんか読んでないで、是非、今すぐにでも、この作品を読んで肌で感じて欲しいなと思います。