第3話 ギルドへGO!

「じゃあ俺冒険者ギルド行ってみるから」

書類は書くのかな…って ん?

「この世界の字って!?」

『ご都合主義によりオール日本語でOKですゥゥゥゥゥ」

神がキャラ崩壊しているのはさておき、俺は迷子にならずにギルドらしき建物に

到着することができた。

「ここかぁ」

そこにあったのは二階建ての立派な建物で、どこか渋さを感じさせる建物だった。

「よし」

『がんばれ~』

中に入ると、受付が見えた。

とりあえず並んでみるか…








結 構 人 多 い





や…やっとだ…

『なんで混んでたんだろうね?』

知らん。

とにかく受付のお姉さんに聞いてみるか…

…入会法だょ?

「あの、すみません」

「はい、なんでしょう?」

「あの、冒険者になりたいんですけど…」

「はい!じゃあ前金は500ルーンです!」

『500ルーンは銀貨1枚だよ』

バッグから出す。

「そしてこの書類にサインをしていただけば手続きは完了となります!」

ふむ。ケント っと。

「ケント様ですね?ご入会ありがとうございます!

これが、ギルドカードで、功績によって上のランクになると

カードが変わって特典などがあります」

ノーマル→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナの順らしい。

「ギルドの仕組みはこちらに書いてありますが字のほうは…」

「ああ、読めます」

パンフみたいなのを読むとザックリこんな感じ。

・冒険者ギルドは冒険者の仕事を手助けするためのものである。

・不祥事には相応の罰がある。

・冒険者同士の諍いにギルドは責任を取らない

である。

『普通だな!』

知らんけど。

「仲間を募集するときとかはそこの掲示板にお願いします」

「はい」

丁寧だな~待たされるのも納得かも。

『僕は早い接客のほうがいいと思います』

いや聞いてねえよ。

ま、とりあえずメンバー募集でもしてみるかぁ。


『そんなオンラインゲームみたいなノリでいいの?』

いいんです!

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