第3話  初授業と質問



[翌朝]



「ん“〜、あれ?今何時だろう…なんだ、まだ5:30だ。まだまだ時間に余裕あるな〜。」



今日から魔法を習い始めるっていうのも楽しみだけど…やっぱ早くオプティルトと契約して魔法が使えるようになりたい。



できればオプティルトは犬とかがいいな、ドラゴンなんかはちょっと怖そうだからできれば契約したくない。



「まだ6:00か…学校まで25分しかかからないけど…まぁちょっと早く行って学校を見回ったりするのもいいし、なんなら早めに行って質問でも考えていよう!」



<ガチャ>



「行ってきまーす。」



んー…どんな質問しようかなぁ、無難にいこうかな?何故オプティルトとの契約は高校生からなのかとか?…でもこれは皆んな聞くかな?


オプティルト以外とは契約できないのかってことも気になるなー



『学校到着』




「それにしてもこの学校広いなー、確かここって近くにある学校の中でも1番大きいみたいだし…よし!教室に荷物置いたら校内探索してみよう!そういえば今って何時なんだろう?…6:30か、HRが始まるのが8時からだからあと1時間半も自由時間があるからゆっくりできる〜」




<ガラ>




「やっぱり早い時間だから教室が広く感じるなぁ。さて!校内探索にレッツゴー!」



[50分後]




「ふ〜、さすが27学科もある学校なだけある…まだ東側だけしか見ることができなかったな〜、人もだいぶ多くなってきたし、そろそろクラスに戻ろ。」




[クラス到着]




「おはよう」


「おはよう、リズ」




「おはよ〜チェス。そうそう、今日早く学校に来たから校内探索をしたんだけど、広過ぎて東側しか探索できなかったよ。」




「まぁこの学校めっちゃ広いからな。てか今日の授業討議だけらしいぜ?」


「午前中には帰れるね。」


「でも魔法歴史学科から課題出るってさ。」



[HR終了]




「リズ、第2講義室行こうぜ。」


「おっけー」




[第2講義室到着]




「では授業を始める。私の名前はアリシア・フォルシウス、今日は君たちの疑問に答える。気になったことを言ってくれ。それと名前を教えてくれ。」




「オスマン・ユースティフィアです。何故オプティルトとの契約は15歳からしかできないのですか?」


「それは15歳からでないと体への負担が大きすぎるからですね。」




なんで15歳未満の人たちでは体の負担が大きいのだろう?




「では15歳未満からでも契約することはできるのですね?」




「できることにはできますが…代償が大きすぎるので法律で禁止されました。例として発見されているのは魔力の消失、多大な力をいっぺんに受け取ったため体が力を受け止めきれずに死んでしまった事があります。」




とっても危険なことなのか…そんなことが今後怒らないといいな…




「チェストミール・レーガーです。オプティルト以外との契約はできますか?」


「できなくはないが一定の条件があるのです。」




[授業終了]




「今日の授業は終了だが魔法歴史学科から課題が出るのでしっかりこなすように。」


「リズ〜帰ろーぜ。」


「おっけー、ちょっと待っててね。」

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