2020/01/23 好きな女性作家
ほぼ日刊カクヨムコン体験記です。
今日の数字です。(大体毎日0時半)
『青い鳥』
フォロー46、☆45、♡778、PV18.2K(前日比未計測、Kは1,000)
恋愛部門 49位
総合 477位
『クリスマスイヴはひとりだった』
フォロー1、☆22、♡11、PV67
恋愛部門 380位
総合 ー位
『二十年後のわたし』
フォロー3、☆11、♡10、PV24
キャラ文部門 70位
総合 282位
『恋と呼ぶには』
フォロー7、☆44、♡23、PV72
恋愛部門 4位
総合 27位
完結から3時間、ランキング下がってますね!
意外なのは『二十年後のわたし』が100位以内にまだいることでしょうか?
まぁ、この順位では読者選考は突破できないわけなのですが、こういう作品がけっこう上にいるのって意外。読者さんの好みって読めないなぁ。
今日は特にランキングについては語ることなし。こんなものかな、という感じです。
✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩
完結して何をしたかと言うと、と言ってもまだたった3時間なんですけどね。
カクヨムコン作品をちょっとヨムヨムして(飽きっぽい)、ゲームアプリをアップデートして、読書をちょっとだけして、娘のお弁当を作りました(笑)。
本は川上弘美さんの『センセイの鞄』。明日返しちゃうので読み終わるかわからないという。出だし、面白いです。軽妙。
この前、同じ作者の別の本を読んだんですが、さすがヒット作だけあって断然、こっちが面白いです。触りしか読んでないけどオススメです。皆さん、もう読んだのかな?
男性作家さんの本も、もちろん読むんですが。村上春樹さんを筆頭に村上龍さんも読むし。米澤さんはTwitterもフォローしてるし。
女性作家さんは決まった人の作品を巡回してます。たくさん読んだかは謎ですが。
小川洋子さんはすごく好き。『博士の愛した数式』が出た時は仰天しました。あ、あまり偏っていない、とか(笑)。
元々、『密やかな結晶』という本にひとめぼれしてハードカバーで買ってしまい、図書館で細々と借りています。『密やかな結晶』はすごく好き。
小川洋子さんの作品てファンタジーなんですよね。え、そんなことってないよね、っていう要素を含んでいる。そこに夢があるし、毒がある。怖いもの見たさがある。
だから、『博士の愛した数式』しか読んでない人には伝わらない小川洋子ワールドがあるんじゃないかなと思います。わたしは理系なので、ルートくんとか、博士が数学の懸賞問題を解いているという下りが好きです。毒があるのはエンディング。キレイに終わらないんですよね。
江國香織さんは実はあんまり読まないんですけど、『神様のボート』はこれはもう傑作だと思っています。
あんなふうにストレートに女の子の心の成長を描けるなんてうらやましい。
あれは男の人が読んでもビビっと来るのかなぁ? ママがちょっとメンヘラだからついていけなくてグレちゃう話ではないとだけ言っておきましょう。
角田光代さん。わたしは毎日新聞派なんですけど、今はネット時代でわたし以外、誰も新聞を欲してくれないので取っていないのですが、一時期、日曜版に掲載されていた『ひそやかな花園』という話を毎週楽しみにしていました。これは、不妊と少子化の話をまさに『物語』というパッケージに包んだものです。あまり有名じゃないのかもしれませんが、面白かったですよ。つい、毎週読んでしまった。この前だか後ろだかに連載したのは石田衣良さんだった気がする。パパの話。たぶん。
角田光代さんは代表作『八月の蝉』、傑作ですよね。一気に読んでしまった。たぶん、角田さんの小説は振り向かないで前に走れ、というタイプなんじゃないかと思うんです。『紙の月』も『キッドナップツアー』もそんな感じだったような。
急かされる感じ。
『八月の蝉』は、宗教施設のある町や、海の見える町の情景も良かったと思います。
『紙の月』は表紙が宮沢りえさんだったので!
湊かなえさん。
流行りましたよね、『告白』。映画の松たか子さんが上手かったなぁ。小説の中だと主人公は真面目一辺倒な感じなんだけども、松さんがやるとそこにしなやかさとやわらかさが加わって。
で、けっこう読みました。
いちばん面白かったのは『母性』。母親ってそういう生き物だよな、と思う。母性とはなんぞや、の教科書のような本でした。
『往復書簡』も面白かった。
初期の作品は実はほとんど読みました。
辻村深月さん。
この方は思春期、モラトリアム、上手いですよね。その時、その時の感情を掬ってくる感じ。ただの流行りの女流ミステリー作家ではないですよ。感性が鋭い。
『凍りのくじら』から『スローハイツ~』を読んで、一時期ハマりましたね。娘と一緒にガンガン読みました。心の琴線に触れる、という感じ。
実は辻村さんは月刊マガジン掲載のマンガ原作でデビューしたんですけど、それが面白くて覚えていたんですね。後々、本も買ったんですけど。
『ぼくのメジャースプーン』も名作ですね。小学生の男の子の心理を上手く表現していると思うし、あの厚さを読ませてしまうのはほんと、すごいです。あれは難しい作品なのに筆力で読ませているんでしょうね。小学生でも読める作品。
小野不由美さん。
しっかり『十二国記』が独り歩きしておりますが。
小野不由美さんはホラーが……。
『十二国記』すきー、と言うならホラーを読んでほしい。それから語ろうよ(笑)。
『屍鬼』と『残穢』。
『屍鬼』はハラハラドキドキのジワジワくるホラーなんですけども(新潮文庫で分厚い4巻、読ませてきます)、『残穢』、これは怖い。あまりに怖すぎて1ヶ月ほど同じ部屋で寝て(笑)、これはダメだと売ってしまいました! 絶対、実話だろ、という奇妙な話が次々と連鎖していく。それをドキュメンタリーとして作家は冷静な目で取り上げていく。
『残穢』は決して映画、観ないでください。
『屍鬼』もアニメは勘弁してほしい……。
どちらも読んで後悔させない作品です。もっとクローズアップされたらいいのに。
小野不由美さんの本は少ないので、ティーンズ向けのもの以外は文庫になったものは全部読んでるはず。
ミステリー作家のかの有名な綾辻行人さんの奥様(パートナー)です。館シリーズの、館の設計図はみんな小野さんが描くらしいですよ。
たくさん書いたぞ(笑)。
桜庭一樹さん。
実は『私の男』と『ファミリー・ポートレート』しか読んでない……そんなことないか。もう少し読んだかな。
ラノベに分類される『GOSICK』から純文学へと、と有名な方ですが。
『ファミリー・ポートレート』上手い! どうしたらあんなふうに書けるんだろう? どこまでが現実で、どこからが空想かわからない作り。そしてそれが何故なのかというフラグ回収も上手い。あんなに厚いのに一気に読んでしまった! 頭の中を見せてほしい。
桜庭一樹さんになりたい! と、思ったら、Wikiで意外な共通点を発見。なれるかもしれない(笑)。引き続き精進しよう。
リスペクト。
吉本ばななさん。
女子高生の頃から大好き。
『キッチン』も『TSUGUMI』もハードカバーで持ってたし、何より装丁がキレイで宝石箱みたいだった。
『ハチ公の恋人』まではたぶん、全作読んで、浮気してしまいました(笑)。
でもたまにふらっと読みたくなるのです。短編集『デッドストックの思い出』はくたくたになっています。お手本みたいに好き。でも誰も「似てるね」とか「好きなんでしょう?」って言ってくれない。なぜだ!?
『ムーンライト・シャドウ』は読むと泣けてしまう。小説を読んで号泣するという初めての経験をした本です。
順不同でたくさん書いてしまった!
これぞ完結の余裕!
こんな感じで読書してます、女性編。たぶん、男性編はないと思う(笑)。
村上春樹愛を語る、だったらできますが。ああいうのは偏愛ですね。この前も小さい(小さくない)娘に村上春樹の良さを聞かれたので、なんだか悔しかったから30分くらい熱弁をふるいました! なので割愛!
たくさん書いたのでこの辺で。
次の作品に取りかかるまでに少し『読みたい本』を読もうかな。好きじゃない本は読まない、ということがほとほとよくわかったので!
ではまた明日。
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