2019/12/31 よいお年を

 ほぼ日刊カクヨムコン体験記です。


 今日の数字から。(0時半)


『青い鳥』

 フォロー39、☆24、♡440、PV 6,384

 恋愛部門 76位

 総合 633位


『クリスマスイヴはひとりだった』

 フォロー1、☆19、♡8、PV49

 恋愛部門 11位

 総合 62位


『二十年後のわたし』

 フォロー0、☆6、♡3、PV12

 キャラ文 63位

 総合 220位


 となっております。


 長編は順位は下がりましたけど、新規さんもいらっしゃったり、数日おきにまとめて読んでいただいたり有難いです。

 響く方に、響く小説をお届けしたいと思います。


 短編?

 なにが起こってるんでしょうか?笑

 評価が上がらなくても順位が上がるっておかしくないですか? やっぱり当てにならないんじゃないですかね、あのランキング。おかしいって。

 娘が、上にいた人が次々、垢バンされてるに違いないとか言って笑わせるし。

 できたら期間中にもう一本くらい上げられたらいいですね。もっと、評価されて当然だと思えるような。


 昨日、Twitterのフォロワーさん(マスケッターさん)の短編、読みに行ったんですけど、構成が素晴らしくて。文字数も限りなく1万文字に近いところがわたし的に好感度高いし。なるほど、短編小説でここまで書けるんだなぁと。

 やっぱり1万文字と言われると、ミニマムな視点で書こうって思うんですよ。わたしだけかも(笑)。

 マスケッターさんの作品は1万文字の可能性があるし、起承転結の魅せられる物語でした。レビューつけて帰ってきました。


 わたしはひとつの物事をピンセットでバラすみたいに物語を作ってしまいがちなんですけど(本人とは違って物語は神経質)、マスケッターさんの作品はこれからの短編を考えさせられるものでした。ドワーフすきな方(ハイファンタジーのすきな方)は絶対面白いと思うので、読んでみてください。


 さてさて、大晦日であります。


 noteの方で今年の総括と新年の抱負みたいなのやってるのでざっと。


 2019は、

 ①カクヨムコン4

 ②カクヨム甲子園テーマ別

 で中間選考突破したのが成果でした。

 ①はそれまで適当だった小説をちゃんと書こうというきっかけになったし、②は2回中間選考を通ったという自信がついたように思います。


 ①まで、わたしは本当に『無名』だったので、『17日後』というテーマで作品が書けたことがうれしいし、10万文字小説を書くことの手応えみたいなものを感じることができました。

 いつも書いているのでたくさん書いてもなんなので①に関してのわたしの感想は以上。


 ①も突然ステージに引っ張りあげられた感じでしたが、②も棚ぼたでやってきた感いっぱいです。

 これはたぶん、新レーベルさんで引き上げられたんだと思うんですよね。新レーベルさんに関してはわたしも良い意味で思うところがいろいろあるのですごくうれしいです、実は。

 同じような題材で書いた作品がエブリスタにあって、氷室冴子賞を逃したので、それもあって2倍うれしいです。

 正直、カクヨムで書いててもなぁ、という気持ちが強かったので、選ばれたことが奇跡というか。こういう作品が求められているならモラトリアムは置いておいて高校生もの(この夏のマイトレンド)を書いていきたいです。どうなのかな?

 まぁでも作品的にも刺さってくれる方がいてくださったようなので、いいものを書けてうれしいです。

 この作品で残念だったことは、4話仕立てのうち、1話を、無口な男の子を主人公に書いてしまったこと。これはちょっと上手くないやり方だなぁと思ったんですけど、男の子の歯がゆい気持ちを表現するのに男の子サイドの話を書くしかわたしにはできなくて。そこを書かずにあの小説が成り立つように書けたらもっと自信がついたんですがねぇ。

 しかし、風景描写込で選ばれたなら相当うれしいです。夏は田んぼで青い稲がざっと波打つ様子にばかり気を取られて暮らしていたので。相当うれしいです。短編もやればできるじゃん、という手応えを感じた作品です。

 アンソロ選ばれたら拍手くださいませ。


 今年は水面下でいくつものコンテストに落ちまして(笑)。

 カクヨムはレーベル違いかなという感じが強かったので敬遠して、エブリスタでいくつか書いたのですが。

 ・エブリスタの妄想コンひとつ(テーマは忘れた)

 ・monogatary.comのコンテスト、モノコン

 ・氷室冴子賞

 ・女による女のためのR18賞(公募・新潮社)

 ですかね、いまのところ。上2本は短編で、上手く書けたという手応えはまるでなかったので仕方ないかと。特に妄想コンはひどい出来だった(笑)。あ、テーマは『鍵』だったかも。

 R18はもう一本書きたかったんですが、講座の課題提出もあり難しかったですね。2本目は書けませんでした。いくつかプロットあったんですが。これは来年も出したいです。公募ってやっぱりなかなか通らないと思うんですよね。でも一次突破したという話もちらほら聞くので、とりあえずそこを目指して、公募は取り組んでいきたいなぁと思います。

 氷室冴子賞はすごく取りたくて(笑)、1本書き下ろしたんですけど、まぁ、やっつけだったでしょう、と言われたらいまの自分だと「そうかも」と思えるので……。『姉ちゃんの失恋』とカクヨム未公開の『夏空に、朝顔』(エブリスタ)という作品が落ちたわけです。ここ、賞自体は小さいんですけど取りたいですね。我々、コバルト世代としては。


 長編は、

 ・ビーンズログ大賞

 に落ちたくらい? そもそも他に出してない。いま、集英社の『ナツイチコンテスト』に『17日後』を出しているんですが結果待ち。『ナツイチ』は大きな賞で、取れたら集英社文庫になるかもしれない!

 取れたら、ですが。『17日後』の墓場にしたいと思っています。大きなコンテストでは箸にも棒にもかからないということを実感したくて出しています。


 コンテスト振り返り以上!


 あと、今年のポイントは、

 ・エブリスタを本格的に始めた。

 ・オフ会に参加した(笑)

 ・新潮社の文芸講座に通い始めた。

 ということですかね。


 エブリスタはカクヨムと違い、現代恋愛ものが意外と好まれるようなので「うひょー」という感じですね。『17日後』が快進撃を繰り広げ、☆5,000ついたのは驚きでした! 他の作品はそれなりに、です。『姉ちゃんの失恋』はエブリスタで最初、書いたんじゃないかな? カクヨム後発だった気が。

 なんにせよ、受け皿ができたことは自信に繋がったと思います。

 それからエブリスタ、カクヨムみたいに出版社運営じゃないのでいろんなレーベルからのコンテストがあるのが魅力のひとつです。

 実は夢見ることが許されるなら、狙うのは新潮文庫なので((ボソッ…

 新潮文庫育ちなので。まぁ、学生の頃、読み漁りましたね。国内のもの、海外のもの。意外かもしれませんが(?)海外文学もけっこう読んでます。なんだろう、『嵐が丘』とか、『赤毛のアン』シリーズ、ヘルマン・ヘッセとか。


 新潮新人賞に出せなかったのは惜しいです。コンテストのチェック、疎かになってましたね。カクヨムコンと文芸講座に気を取られすぎたかも。

 文芸講座、これ、新潮社でやってるんですけど講評いただいた作品は新潮社の賞に出したらいけない約束なのでズルはできません(笑)。ということで新潮社の公募に有利というわけではないです。

 ただ、講師の先生は現役編集者さんなので講評は編集者目線からもらえるのがすごいと思う。お金出して通う価値は十分、あると思ってます。

 通信講座もありますよ。


 オフ会(笑)。

 何やってんだよお前、な感じありますけど、他のカクヨム作家さんたちとリアルで繋がるというのも素晴らしい体験で。やっぱり自作を読んでくれた第三者が現実に目の前にいるというのはすごいことですね。うん。やたらなもの、書けないなぁという気持ちになる。

 それで目標が持てるし、ライバルもできる(笑)。

 ここでも、そういう話抜きで……みたいなスタートでも結局、作品や創作論なんかになるんで、ためになるなぁと。

 目の前に有名人がいる、という感じです。

 キタハラさん(『熊本くんの本棚』の)なんか、書籍化された作家さんで、なおかつTwitterで交流あり、ツイキャスもほぼ毎回聴いているのでもうファンみたいな人にお会いして「ヒャッハー」でした(笑)。作品を何本も読んだのはキタハラさんくらいです、実は。皆さまもよかったらどうぞ。

 すごい刺激をいただきました。

 あとね、江戸川台ルーペさん。同じ村上春樹ファンでいま、キャラ文で『空気の中に変なものを』という作品でぐいぐい来てるんですけど、個人的には江戸川台さんはデビューしちゃってほしい。文章がとてもわたし好みです。本当に。

 他にも十数人の方にお会いしたと思うんですけど、夫に頭を下げて都内までこそこそっと、また飲みに行こうと思います。そして行くたびに「うちって都心からえらい遠い」と思う……。一応、都心への通勤圏内なはずなんですけどね。


 文芸講座、さっきも書きましたけど、下手くそな習字を先生に見せに行くような、どんなにがんばっても解けない代数幾何の問題がテストに出ちゃったような気持ちでいっぱいになりますね^^;

 なんで通ってんだよ、という。

 根性試しですね。

 お金払ってるんだから堂々としていいはずなのに、萎縮してしまい……(笑)。得られるべきものの半分しかまだ得ていない気がします。真剣に通ってますけど。

 数あるカルチャースクール。いままでもいろいろ習いたいと思ったことはありますが結婚して実際に通わせてもらったことないですし。

 そもそも何回考えても、30代は子育てで終わって、もっと早く小説を書き始めるのはわたしには無理でしたね。子育てしててもできるじゃん、と思われるかもしれないですけど、子供3人てひとにあまり勧められませんね……。うちはみんな歳が近いので嵐のような子育てで。まぁ、この辺は以下省略ですけどせっかく通ってるんだからがんばりたいと思っています。

 しっかり通って、長編を新年は書く予定。

 新年の抱負になってしまいますが、新年はしっかり作品と向き合っていきたいと思っています。


 それで向き合った作品が『青い鳥』で、いまコンテストで迷走しているという(--;)

 どうしてもカクヨムコン出たいなぁと思ったんですけど、カクヨムコン出しちゃうと出せるところ絞られちゃうんで。新年はよーく考えてコンテスト出したいです。


 新年の抱負は年明けに書きたいと思います。


 赤裸々なつきなみの1年間、ネタになりましたでしょうか?

 新年も22時にお待ちしております。

 どうぞよいお年をお迎えください。

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