2019/12/17 面白いということ
ほぼ日刊カクヨムコン体験記です。
今日の数字から。
フォロー33、☆15、♡203、PV1,719
恋愛部門 52位
総合部門 457位
となっております。
今日はPVが100しか上がらなかった(もちろん☆など付かなかった)ので、もうダメだーと思っていたんですけど、順位、2位しか変わらなかった。ということは、別の方々も動きが少なかったということですな。
月曜の数字の動きは少ないと。
つまり、日曜と月曜は数字が動かないのかな?
もうこんなにPVつかないなら……とか思っちゃうわけですよ。つまり、そんなに面白くないのかなって。問題は常にそこにある。自作が面白いか、面白くないか。
PVがついているうちは受け入れられているんだなと思うんですけど、ついてないと、ここまでは読んでくれたけど、ここからは面白くないのかなぁと。
なんでだろう、話はそんなに冗長なのか、それとも展開についていけないんだろうか。
なーんて、今日も考えちゃったんですけど、単に動きのない日だったという。
いわゆる『読者はきまぐれ』というやつで(それはいつも頭に入れている)、読者さんはこちらの思惑は関係なく、当たり前ですが読みたいときに読んでるわけですよね。今日はもう少しPV稼ぎたいんだよな、なんて作者が思っても関係ない。
そしてそれが、読者と作者の正しい在り方だと思っています。
毎日読んでいる連載小説、新聞は取っておいて、とりあえず今日は読まないでおこう。とか、一週間分、貯めてから楽しく読もうとか、そういう形が自然ですから。
自分も多分にそうですし。
読みたいときに読んでいただいてけっこうなのです。ただ、取り置きされている間に、その小説の存在を忘れられなければいいのですが……。
ここは作家の腕の見せ所ですよね。
どうしても先が読みたい作品を書く。
それは作家の力量にかかりますよね。
最近では小野不由美さんの『十二国記』シリーズが十年以上の時を経て新作を発表し、大ベストセラーになりました。(わたしも小野不由美先生の大ファンです)
「先が読みたい!」と思わせる作家になりたいと思うのはわたしだけではないと思います。
そこに何かがあるとすれば、やはり『共感』というものが大きいのではないでしょうか?
キャラや作品に『共感』、つまり感覚を共有することがあって、作品を追いかけることになるのではないかと思います。例えばわたしにとって、『十二国記』では陽子に深く共感したからこそ今でも大切な小説なんじゃないかと思います。(読んでいない方、全然わからないですよね、ごめんなさい)
ひとにはそれぞれの好みやバックグラウンドがあるので、誰にでも刺さる小説を書くのは難しいと思います。どんなに出版社サイドが作品の選定から出版までがんばっても、流行に流されない層というのもいますしね。
ではどうしたらいいのかと言えば、やっぱり自分の作品を好んでくれるひとに向けて書くのがいちばんだと考えます。つまり、ターゲット。
『面白い』作品への第一歩は、ターゲットを狙うことにあるとやはり考えます。
ところで、ターゲットを絞るほど読者が少ない場合にはどうしたらいいのか?
その場合は、どんな読者に読んで欲しいのかをイメージするといいと思います。十代の多感でフレキシブルな感性を持った若い子たちなのか、それとも人生の経験をそれなりに積んで、物語の作品に自分の過去を投影できるアラフォー世代以降の方たちなのか。
男性向けの作品にするのか、女性向けの作品にするのか。
PVが少ないからターゲットを絞れないんじゃなく、書くときに相手をイメージしてはどうでしょうか? うちの辛口編集もPVの少なさについては語りたくないくらいなようですので(^^;
若い人は、自分の書いたものを読むのは同年代の子としか思えないかもなぁ。
そんなことないぞ。ネット上では年齢は関係ないんだから、父親世代、母親世代の読者もあなたの作品を読んでいるかもしれない。
逆に歳をある程度取ったひとは、自分の小説を十代の子供が読んで共感している姿を想像できないかもしれませんね。うちの小学生、数日前、有川浩の『植物図鑑』を読んで満足していましたよ(なぜか完璧にネタバレされてしまった。この本は実は上の子の蔵書なのだ)。
わたしもがんばらないとなぁ。
実は娘に『植物図鑑』を読むように言われていたんですよ。わたしが書くような恋愛小説で、わたしより構成が上手いから参考にしろと。
――あれ?
最近、わたし、恋愛小説読んでいないのでは???
R18描写のために『ダブルファンタジー』や村上龍作品を何本か読みましたが、心が切なくなるようなの読んでない??? おかしくないか?笑
『屍人荘』とか言ってないで、恋愛小説を読まなければ!
どうして読んでないんだろう? たぶん、ミステリーブームあたりからなんじゃないかと。(吉本ばななさんはその間にもいくつか読みましたが)
いろんな小説を読むように言われて、自分のカテゴリーを読んでいなかったのは手痛いミスでした。笑える。
図書館でも行こうかな(なお、有川浩さんの『図書館戦争』はシリーズ読破済みです)。
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