2019/12/09 短編小説は書けない
ほぼ日刊カクヨムコン体験記です。
本日の数字です。(0時半現在)
フォロー28、☆11、♡110、PV461
週間ランキング恋愛部門 13位
週間ランキング総合 153位
となっております。
日曜日ってPV伸びないんですよ……。今日も前日比の計算はしていないんですけど(凹むといけないので計算はしないことにしている)、情けない数字でした。その分、土曜日はうんと読まれたんですが。
なので順位も下がるだろうなぁと覚悟していたんですが、部門別は下がらなかったので、皆さん同じような状況だったんでしょうね、きっと。総合はちょっと下がりました。が、読者選考に総合は関係ないので気にしない~。深く考え込まない、急にキレない、これがカクヨムコンの戦い方です(笑)。
そうそう、不思議なことが。
なんとなく、本当になんとなくタブをなろうに切り替えたら『西くんと東さん』がなぜか土曜日だけうんと読まれていて、「何があったんだ?」といわゆるエゴサ(?)してみたら、『月波』だけで、なろうのマイページ出てきました。わーお。今ならなろうに載せても読んでもらえるってこと!? なろうには長編は『西くん~』しか載せてないんです……。めんどくさくて(笑)。
そもそもエブリスタを始めたのは、エブリスタでやっていたコンテストに出したかったからでして。エブリスタに載せないとコンテストも出せないので。エブリスタはカクヨムと違って、運営が出版社じゃないのでいろんな出版社のコンテストに出せるのです。わたしはカクヨムのコンテストは箸にも棒にもかからないので……。
なろうはあんまり得意じゃないんですよー^^;
なんか怖い。
公開する時にも変なコツがあったり、めんどくさいなぁと思う(笑)。あと、そもそもコピペが好きじゃないという理由もあるんですけどね。コピペ、まじ、めんどくさい。
でも、なろうに載せてあわよくば声がかからないか試すという手もある(しかもコンテストに同時投稿にならない)と教えてくださった方もいて、どうしようかなーという感じで。『青い鳥』はカクヨムコン終わるまでどこにも転載しませんが、『17日後』がねぇ。そんなに面白いですかね?(笑)お陰様でどちらでも高評価をいただいているので。なろうに載せるなら今かもしれない。
【短編小説は書けない】
わたしは短編小説が苦手です。書けません。憎んでいます。
正直なところ、自分で書いた短編小説が面白いことってまずないです。読んでくださる方には申し訳ありませんが。たぶん、自分の理想とする形とは違うんですね。
恋愛小説で短編というと、やりやすいのは『場面を切り取る』なんですけど、そうなると描写勝負。細部にわたって描写していく。見えるものも、見えないものも。
今まで通ってた文章教室では毎月原稿用紙30枚が課題だったんですけど、30枚で1万文字程度になります。切り取った出来事でも詳細を書くと切らなくちゃいけない描写が出てくるんですよ。
ここの描写は外せないんだよねってとこはもちろん残すんですけど、それ以外のところ、ガリガリ削ります。削り下手なのに。
だいたい、ストレートに書くと30枚のところ、平気で35とかになっちゃうのでがんばって削ります。5枚と言えば2千文字。長編で言えばたった2千文字ですけど、短編の2千文字は大きいですよ。下手な短編なら2千文字で、逆に書けてしまいますから。
というわけで1万文字の作文の練習は、原稿用紙30枚でやるといいと思います。原稿用紙だと、気合いが違いますね。
出版業界は原稿用紙換算なんですけど、原稿用紙には秘訣がありまして。
一行が20文字じゃないですか? だからちょこっと削って20文字に押し込めると行がお得♪ 特に。」(。とかっこ閉じ)とかを20マス目にぶち込む。……そういう汚い手を3ヶ月行ってまいりました。
それでですね、出た結論は『短くてもいいんじゃない?』。
課題もね、30枚程度って書いてあったのにショートショートのひとがいてびっくりでしたよ。
気の向くままに書いて、直していくのがいいかなと思います。
ここで大事なのは言うまでもなく、短くても起承転結、つけること。始まりがあって終わりがある。責任をもって書く。まぁ、責任はともかく起承転結をつけるのはセオリーですからね。小説というものはそういうものなので。
なので本来なら短編こそ短くてもプロットをしっかり作るべきなのではないかと最近思うのです。人物造形を深く掘り下げたり、物語の構造を上手く考えたり。
先日、練習として星新一さんのショートショートの類似系を書いたんですけど(noteで)、1000文字未満になっちゃったんですけど起承転結がはっきりしていて面白い文章になりました。恋愛じゃないですよ、念の為。
あ、でも恋愛でもできそうな予感(笑)。
星新一的に、ドアを開けたら不思議なもの(不自然なもの)がいて、不条理に話が淡々と進んでオチがあるという。
わたしは河童で書いたんですが、よかったら皆さんも習作、チャレンジしてみてください。
と言っても、若い人たちって星新一、読んでない人が多いみたいですね? ショートショートの名作なのに。
あと、
【カクヨム小説創作オンライン講座2019】「物語の作り方講座 実践編」開講!
https://kakuyomu.jp/info/entry/2019/11/18/180041
これが面白かったです。読みました??
わたしみたいにこねくり回さなくても、こういう手法で攻めるのは全然ありですよね?
特にショートショート狙いの方は読んでみてください。
本当に短編は苦手なんですよ……とほほ。
最近は公募でも短編のもの、増えてますから書けるといいと思うんですが……?
わかった! 良い短編集を読めばいいのではないかと! 短編の名手、みたいな人の。何があるかなぁ。わたしが今、思いつくのは米澤穂信さんの『満願』ですかね。ミステリーだけどとてもよく出来ていると思います。米澤さん、イヤミスですかね。湊かなえさんとかもずいぶん読みましたけど、イヤミスなら米澤さんがすき。
ちなみに。
カクヨムコンの短編部門、今年はどうかわかりませんが、昨年は☆の数とか関係なしに選ばれたらしくてその辺が書き手の間で……でしたね。
あと、新作ばかりが上位に来てしまうシステムがねぇ。本当の作品の善し悪しがわからなくなるという。
上に来ていると全体の中でも面白いのかなと思っちゃいますしね。
昨年のセオリーとしては、コンテスト後半に出品が吉。ですが、昨年のシステムがひどかったので今年は少しは運営も考えてくるんじゃないかと思っています。むしろ、変えるべき。
ただ、KADOKAWA的に面白い作品が選ばれちゃったりするのは仕方ないんじゃないかなと。コンテストってそんなものですから。
昨年の短編部門大賞作品は面白かったですけど。あの、机にペットボトル置くやつです。ああいう奇想天外さが短編には求められているところはありますよね。
というわけで、短編が書けないわたしの短編考察でした(汗)。
ではまた明日。明日がいい1日でありますように。
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