エピローグめいたものがある場合、やっぱり物語を通して主人公がどう変わったかが端的に表現されているのが王道という感じがします。なので、自然と冒頭との対比のような形になるのでしょう。
ハリウッドはここ徹底してて、物語の外的な問題とは別に、主人公自身の内面的な問題というのを必ず設定して、両者の解決をもって幕引きとする……という構造になってたりします。
それを実際の表現としてどのくらいの塩梅にするかはまた難しいところなのでしょうが……既出の設定や小道具、台詞、フラグをうまく回収して主題を表現をしてやると、蛇足感が薄まるんじゃないかと思ったりします。
それらがないとどうしても直接、主題を語ることになってしまうんですね。つまり説教臭い。でもやらないと物語がまとまらないというジレンマです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね、どこが変わったのかを説明書みたいにずるずると描きたくないし、ちょっとぶった切った話にして読者に委ねたい気持ちもあったり……。
そう、読者が物語の余韻に浸れるような、説教臭くない結末がやはりいいのかもしれませんね。
冒険モノは目的が達成されれば終わりなのであんまり悩まなくて済みます。目的を達成しても進む話とか、そもそも目的のないような話は終わり方が難しいですよね。日常ものとか。
たまに、サザエさんみたいに終わらない話をずーっと書き続けていないなと思ったりもするのですが……(汗)。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
サザエさんみたいな……日常系ってやつですか?
世界が円環の理に入っちゃってるような……w
サザエさんこそ日常系の基本ですよね?