2019/11/12 終われるのか!?
皆さんこんばんは。ほぼ日刊カクヨムコン体験記の時間です。
今日は『終わり方』について考えたいと思います。どこで終わったらきれいに終われるのか。これは永遠の課題のひとつだと思います。
え?
悩んだことないとか言わないでくださいね。
何かを匂わせて終わるのか、それとも続きがあるように思わせるのか、とにかく蛇足になりたくない!
というわけで蛇足になりがちです。
わたしの聞いたところでは、ラノベはきちんと終わる。ちなみに続きがありそうな展開は良くないそうです。「彼らの旅はいま、始まるのだった」系です。始まれよ、という感じらしい。
まぁ、わたし的には冒険物はとりあえず書かないのでよし。
それでは文芸。
文芸は余韻を残してもいいそうです。
それを聞く度に思い出してしまうのが川端康成の『雪国』。いま、手元にないんですけど、確か火事を見た、とかそんなシーンで終わるんですよね。違ったかな。なんの脈略もなく、ブツっと終わる。いつも本の中身を忘れてしまうわたしでもある意味、印象的なエンディングでした。
あのシーンになんの意味があるのか。
それは再読しないとなんとも言えませんが、真っ白な雪国に揺らぐ赤い炎の、絵画的な美しさはあると言えるのではないでしょうか? 意味がない、とか蛇足だとはあまり思わないかも。
そんなわけで純文学の世界ではほにゃらら~な終わりでもいいそうです。
まぁ、どこかで読んだ話なんですけどね。
本文が終わったところから二行くらいで終わって余韻を残すのがかっこいいと思うんですけど。
あまり最後が長すぎると説教臭くなるそうです。なんとなくわかる気がする。「つまり~だ」みたいな文が増えそうだから。
ちなみにわたしの作品、長いと思います、ラスト。いつもどこで切るか悩むし。
『17日後』だって運命の輪が云々みたいなところはいらなかったんじゃないか、かっこ悪いといつも思うし。
だいたいあの、「メリークリスマス」の下りが好きじゃない(笑)。
由芽は要が買い物から帰るのを心待ちにして……それいいな、そう変えよう(笑)。
小説のラストって難しいですね、という話でした!
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