2019/11/14 推敲と校正みたいな

 皆さん、こんばんは。

 こんなに適当で見切り発車な文章に、いいね、とフォローつきました。ありがとうございます!


 今日はですね、なんと応募作(予定)が95,000文字を超えました。ひゃっほー!


 多少、強引な感は拭えませんが、どうせ推敲してガリガリ削るんですから11万文字くらいあってちょうどいいのです。とは言え、15万文字以上書こうとは思いませんが。あくまで個人的な理想は「削って10万文字」です。たくさん書きすぎない。なんでかな? なんとなく10万文字以上と言われると、ピッタにしたくなる。

 たぶん夏休みの宿題の後遺症と思われ……。

 自分ではよくわからないけれど、わりと執着気質なのかもしれませんね。

 

 昨年も努力していたのですが、できれば1日にひとつは役に立つことを書こうと。


 今日の話は「ガリガリ削る」にしましょう。


 わたしは基本的に初稿を勢いでがーっと書くんですけど、見直しながらちょこちょこ細部を変えています。例えば「その時カーテンがひらりと風に舞った」なのか、「その時ひらりとカーテンが風に舞った」では受ける印象が違います。前後の文章と照らし合わせて、どちらにするか考えます。

 よく聞くのは「音読をする」とそういうちょっとした言葉の流れに気がつくとのことなんですけど、音読、しません。できる方はやった方がいいと思います。わたしはその辺のほんのちょっとした言葉の選び方は少し自信があるので(読むのが面倒だし、書いている内容も聞かれたくない)、黙読オンリーでやってます。

 でもね、皆さん(作家さんも編集者さんも)やった方がいいと仰ってますから、どうぞ音読してください。


 で、そんなふうに文章のねじれのようなものを直します。それから、重複した表現と不必要な主語(日本語は主語がなくても通じる文化ですから)、多くなりがちな(、)を消したり、位置を変えたりします。人によっては不必要な接続詞を削ると聞きましたが、わたしは接続詞が元々少ないみたいで、気をつけて削らなければならないということはないです。


 そういう小さな直しは読み返す度にしています。読み返しはすればするほど、誤字脱字や漢字変換の間違い、表記の違い(例えば作品によって『オレ』なのか『俺』なのか、『僕』なのか『ボク』なのか、『俯く』なのか『うつむく』なのか変わる)など、間違えに気づきます。文章の上手い人はしっかり読み直しているので校正いらずだそうです。皆さん、一緒に頑張りましょう!


 そして「ガリガリ削る」なんですけど、通し読みしてどうにも展開が気に入らないと1話2千文字のうち半分くらいは消去しちゃいます。気に入った表現が元の方にある場合は、コピーを取っておくか、ページ下方に貼っておきます。間違えて消したりしないように点線を入れたりしておきます。コピーを取る場合は、わたしは「下書き用小説」を作っていて、それは決して世に出ないんですけど適当なわかりやすい名前をつけてペーストしています。


 人によってはもっと大幅な改稿をするんでしょうけど、何せ元がスマホで手打ちだったので大幅改稿はしません。つまり必要ならしています。

 『17日後』にも下書き用小説が存在しますし、話の分岐で2パターンあるものもあります。『X日前②』とか。読んだ方にはわかる『原田くんバージョン』も下書きの段階で書きました。


 今回はね、おかげさまでiPadを買ったので、手軽に読み直せて本当に助かってます。ちょっとコピペに癖があって、昨日も半ページ消しちゃったんですけど……。泣きました。

 代わりにタブ切り替えですぐに広い範囲を見渡せるのでずいぶん楽になりましたが。

 ぶっちゃけ、スマホで10万文字なんて馬鹿げていますよ。でもそのおかげで不必要な部分が少ないものが書けたのかもしれませんが。

 iPad買って、キーボードも買ったんですがあんまり使っていません……note

ばかりですね。考える速さで打つと、言葉選びなんかが雑になりますね。立ち止まらなくなるので。


 で、スマホですよ。

 お風呂で2時間かけて1本の小説を通し読みするという、バカなことをしますし、何気にやはり慣れていることもあってスマホで書くことも多いです。iPadはお風呂に持ち込めないし、Wi-Fi専用モデルなので結局、家でしか使わないので。


 まぁ、そんなことはどうでもいいんですけど執筆中は何度も通して読み返します。つまりわたしは書きつつ、推敲や校正をしているスタイルなのでしょう。全然、削る話にならない!


 校正は公開前に必ずもう一度目を通してやります。はっきり言って、公開前に何回読んでいるかわからないです。それでも公開してから校正が足りなかったなぁと思うんですがね。


 よくわからない話になってきましたが、『たくさん読み返そう!』というごく当たり前のことで締めくくりたいと思います。質問はあったらいつでもどうぞ。もちろんこみでもいいですし、書きにくかったらTwitterの質問箱やnoteでも。よくわからないこと書いてたら言ってやってください。

 ではまた明日!

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