第10話 熱血、ど根性、目指せ甲子園(?)
前回のあらすじ。
新しい友達と話す→入部を決めかねてる事を伝える→諭される(はしょりすぎー!!)
えーっとあれだ、優柔不断に人の意見に左右されて入部を渋る弘之を同級生の拓郎が「お前の本気はその程度か!?」バチコーン!っと殴り倒す、その衝撃で後ろにあった机をなぎ倒しながら倒れる弘之。しかしヨロヨロと立ち上がりながらも何かに気付いたような顔をし拓郎を見る弘之に拓郎が更に畳み掛けるように語りかける。「もっと熱くなれよ!どうして頑張らないんだ!?今頑張らないでいつ頑張るんだ!立つんだ!立ち上がれ弘之!」と弘之を鼓舞したとこで終わったのが前回のあらすじだったな!
「「昭和か!!」」
全然違うけど、大体そんな感じの前回。
(以下本当の続き↓)
「なあ弘之、お前、自分のやりたい事を人の意見に左右されて決めるのか?」
弘之はその言葉にハッと気付かされる。確かに自分のやりたい事を人や周りの意見、印象で決めていたら本当にやりたい事なんて出来ないと…。どんな意見や行動も必ず反対や反論、批判的な人はいる。それをいちいち気にして自分の意見や行動を変えるのは心に負担をかけいつか壊れてしまうものであると。
そして弘之はしばらく考えていたが、何かを決めた顔をして藤村をしっかりと見て答えた。
「藤村くん、俺、ちゃんと自分で決めた!吹部に入るよ!仮入部、一緒に行こうぜ。」
その言葉を聞いて藤村は嬉しそうそうに笑顔になる。
「おう、宜しく!一緒に行こうな。」
そうお互いに約束しその日は別れ、弘之は母親と合流し、一緒に同じ小学校から富士見ヶ岡中学へと入学した者達と保護者で行う軽いお祝い会へと向かうのであった。
続
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