SOL.5:ハイウェイは危険地帯
BBBの駐機スペース両脇が展開し、パッケージ換装の準備を終える。
『
『BBBインストレーションシステムコール、
グィィィィィン、ガシャン!
リディアの音声認識によって、乗機であるBBBへのパッケージ換装が始まる。
細長い流線型の装甲、あまり設置を考慮されていないスラスター内蔵脚部に脚が覆われ、最後に小型イオンジェットエンジンと尾翼が付けられる。
特徴的な
そこへ、主翼兼反重力浮遊装置が装着され、いよいよバイザーのある頭部と、両肩にミサイルが取り付けられる。
「海猫、CPSコンプリーテッド!
甲板へ移動するわ!」
操作系の遊びなどを確認して言いながら、はじめの一歩を踏み出す。
ズシン、ズシン、
エレベーターに向かいながら、自機である海猫のカラーリングをパーソナルカラーの黒と赤に変えている途中、リディアの前を急に横切る影。
「ちょっとぉ!?」
『うわっ……!?』
ズシ、ズシィン!
それは、濃いグレーと黄色のカラーリングの海猫。
萌愛が乗っている機体だった。
「一丁前に機体カラー変えてるくせに横に気付かないとか、あんた戦場だと一発目でイジェクトよ!!
イジェクトできればの話だけど!!」
『すみません中尉……意外と、バランスが後ろで……!!』
「大抵の機体はこうよ。地上で歩くなんてよっぽどの事態なのが空戦機!
空戦機を歩かせるときはたった2つの場合しかないの。
発艦前に格納庫から出る時と、
着艦後に格納庫へ入る時!!
分かったらあの無人機見習ってエレベーターまで歩け!!
『こ、
と、このやり取りを聞いていたのか、先にエレベーターに乗って甲板へでる途中の、妙なデザイン─────まるで少女を思わせる武装配置と体型になるようフレームレベルで換装した───BBBが、防止のようにも見えるレーダードーム下の前髪で目を隠したように装甲板で保護された頭部を向ける。
この機は無人機であり、武装も対空向けが無く各部のほとんどがセンサーであった。
パッケージ名を『
動かしているのは、あのAIのカリン。
つまり、無人機だ。
チキチキ、キュゥン
《データ訂正:旧時代の体育会系
殆どの場合、無駄な苛立ちをぶつける行為なのは変わらないが、劣勢な戦場においては即座に新兵を反応させ、指示通り動かす必要はがある
映像と音声のやり取りから、最低限とはいえ何をすべきかの具体的指示を乗せ、短く印象付けて言う場合にああ言った言葉の出力になる
リディア、ことリディ・モンヴォワザン中尉の言葉は、一見ただの罵りのように聞こえるが、実は短期における最も合理的指示方法であったりもする
ただし、ソコのニュアンスが理解できていないバカが使える技術ではないので、あまり使うのはお勧めできない高等テクニック
リディア中尉は意外と頭がいいみたい》
彼女は、百々目鬼のセンサーを通し今も情報を収集し、整理し改善していく。
───どれほど自動化が進んでも、人は必要である。
エレベーターで上がってきた海猫達を誘導灯を振るって導くは、白い帽子の
甲板の横のスペースには、気象観測や信号指示、推進剤補充要員達が並び、カタパルトへ向かう3機のBBBを見て、その瞬間に備える。
「本当に……歩く設計してないじゃあないか、これ……!!」
フットペダルの操作がシビアすぎる海猫に、萌愛は長い足を四苦八苦させていた。
『新兵!!止まりなさい!!シグナル見えないの!?』
「あっ……!」
萌愛の乗る海猫のカメラアイは、脇に映るオフィサーの向ける『止まれ!』を意味する看板を見つける。
『いい!?私達空戦機乗りは、いや全BBパイロットは、決して一人では飛んでいるんじゃない!!
ああいう戦友の指示や判断もあって初めて飛べるのよ!!
スタンドプレーはともかく、指示を見て聞く振りぐらいはしなさいよ?』
「い、イエスマム……」
不注意なのはこちらだが、スタンドプレーは良いのか?と思った萌愛であった。
なんだかリディアの性格が分かってきた気がする……
『さて、まずあの無人機……いや今からは任務だからコールサインを言うわ。
あそこの無人機、スルーズ3を見て。
ついでにAIの性能を見てやるわ』
と、言われて萌愛はヘルメットの補助脳波コントロールでカメラアイを、あのカリンの操る奇妙な機体『百々目鬼』へ向ける。
『発艦の手順の確認ね。
まずスルーズ2、スルーズ3の前のオフィサーが見える?
あのオフィサーの指示に従って、カタパルトへ脚を置くわ。
脚の位置調整は正面モニターにも、ヘルメットの
ガシャン、ガシャン、と指示通り脚部を動かし、見事に2歩でカタパルトのあるラインへ置く。
『ここのカタパルトは電磁式ね……地球じゃ蒸気式もいまだ使われてるけど。
カタパルトシャトルが脚に付けられるとつま先に浮遊感を感じるはずよ。
固定は足元のオフィサーがやるから、意地でも動かない。足動かしたらミサイルで殺すから。
で、それが終わったら、オフィサーが準備よしのサインを送るわ』
キィィィ、という音とパチパチという音と共に、レールの中のカタパルトシャトルがやってきて、すぐさま百々目鬼の足元にいたオフィサーが手早く脚へ固定される。
オフィサーが両手を頭の上で指で組み、準備のサインを送る。
『ここで、イオンジェットをタキシング。
回転数は5000でキープして暖気』
カカッキュゥン、キィィィィィィ……!!!
ここからでも聞こえる音と共に、百々目鬼の腰部の二つのイオンジェットエンジンが唸りを上げる。
『フラップ、エルロン、補助翼、動作チェック』
主翼の後ろが上下に動き、後ろへ展開し、そして足の補助翼が上下に動く。
『この辺りでいい感じにエンジンがあったまったわ!
オフィサーへ発艦準備完了のサインを出す!』
と、百々目鬼が右腕を上げると、オフィサーが両手を親指を立てながら高く掲げる。
『ここで、バーナーガードが上がるわ。
私たちの機体は可変翼タイプだから、ちょっとでも揚力稼ぐために翼を広げて待つ。
スロットルは、前の赤いラインのある位置まで持っていけば
今はやめなさいよ?
で、いよいよ発艦よ。オフィサーの指示でカタパルトが起動するわ!』
甲板の一部が開き、アフターバーナーの青白い炎を上げるイオンジェットエンジンの炎から後ろを守る。
百々目鬼の背中のウィングとレーダードームから生えるウィングが目一杯水平に広げられた。
いよいよだ。
発艦担当オフィサーが、右手を振り上げ、
ボシュゥゥゥゥッ!!!
振り下げられたと共に百々目鬼は電磁式カタパルトで射出され、甲板から放り投げられるように発進する。
「す、凄い勢いですね……!」
『やってみるとクセになるわよ?』
揺らめくアフターバーナーを見せながら、遠くへ小さくなっていく百々目鬼を見ていると、オフィサーがいよいよ指示を出す。
『スルーズ1。発艦位置へ移動。スルーズ2は隣へ。
「
『コールサインを忘れない!スルーズ2コピー?』
「あっ……スルーズ2コピー!!」
無線機越しに、微笑ましいとでも言いたいようなクスクスとした笑い声が響く。
しかし、萌愛も緊張のせいでいちいち気にすることもできず、脳内で手順を反芻し自機を動かす。
オフィサーの指示を見て、カタパルトへ脚を置く。
数秒の作業の合間に息を整え、いよいよエンジンスタート指示を得る。
イオンジェットエンジン起動、唸りを上げながら即座に規定回転数へ。
キープしたまま、補助翼や主翼のエルロン、フラップを操作。
動作確認。
いよいよ、と機体の右腕部でサムズアップする。
オフィサーが腕を上げる。
自機のジェット出力をアフターバーナーまで上げ、その時を待つ。
腕が下がった。
途端、通信機からアップテンポなイントロが流れる。
「へっ?うわぁっ!?!」
予期せぬタイミングで射出された萌愛は、なんとか機体の操縦桿を掴み飛び立つ。
凄まじい速度で艦首を通り越した最中も、アップテンポなロックが鳴り響いている。
「何ですかこの曲!?」
浮遊感とGを感じる中叫んだ瞬間、無線機から聞こえる同じ曲の鼻歌。
「中尉……スルーズ1の仕業ですか!?」
『何よ、緊張をほぐしてあげようとノリの良いBGM流してあげたんじゃない、スルーズ2?』
「ひどい!!心臓が甲板に置いてかれるところだったんですよ!?!」
『この曲でも言ってるでしょ?
スリル満点な場所へ突っ込め《Ride in to the danger zone》って、ほら前!』
え、と言った瞬間、ボフンと雲に突っ込む萌愛の海猫。
つい機体バランスが崩れクルクル回り、すぐに姿勢を目の前の仮装水平線を見ながら正す。
亜音速で飛ぶBBBは即座に雲を抜け、晴れ渡る火星の青空と海を見せる。
「わぁ……!!」
それは雄大な光景だった。
どこまでも続きそうな青い海。
境目のない青空に浮かぶ太陽をそれがキラキラ反射し、眼科には白い雲が浮かぶ。
『綺麗でしょう?これが我々の守る戦場よ?』
「はい……って、スルーズ1なんで上下逆なんです?」
と、何故か上下逆に位置する味方機に尋ねると、クスクスと言った笑い声が帰ってくる。
『そんな理由、
え、と萌愛は視界に映る仮装水平線を見る。
もちろん、ちゃんと水平になって…………
と、言うところで、高度の数字が
「うわぁ!?!」
慌てて機体の上下を強引に動かして直す横を、クスクス笑いながら華麗なバレルロールでぶつからないよう飛ぶリディア機。
『初
計器はちゃんと見なさいな』
「……ははは、手厳しいなぁ……空を飛ぶのって……!!」
よく見れば、水面に映る太陽の形が全然違う。
それでもこうなってしまうのか……
『さて、
ふと、その言葉に左を見ると、いつのまにかカリンの百々目鬼が飛んでいる。
「君……じゃなくって、スルーズ3いつのまに……!?」
『スルーズ2と並列飛行をしていた時間を聞いているのであれば、
雲から出てきたあたり』
「最初からじゃないか!?なんでバーティゴ言ってくれなかったの!?」
何故か、『キラッ☆』という擬音の似合うポーズを百々目鬼にさせて答えるカリン。
釈然としない……
『はいはい。さっさと戻るわよ』
「戻ってどうするんですか?」
『ペンギンの行進を見るの。面白いわよ?』
***
『ゴーゴーゴーゴー!!
ぼさっとしないで付いてきて!!!』
ボシュウ、ボシュウ!!
BBB達が次々とカタパルトから打ち出される。
水面を水切りの石のように進む白い装甲は、ルルが駆るブライトウィング。
後ろから、やや細かい色の違うブライトウィング──志津の乗る機体がややバランスに四苦八苦してくねりながら続く。
後ろから、尖った耳のようなセンサーとバイザーアイを持つ、装甲が全体的に分厚い汎用機が2機やって来る。
ブライトウィングとは違い、機動性を抑えて装甲と火力に特化させた汎用・中間戦闘用パッケージ、
名前をスターゴースト。
原型BBの『ルナゴースト』のコンセプトを昇華させたものだった。
乗っているのは、ジョアンナとフェリシア。
もう慣れたのか、そのブースター走行にたどたどしさは無い。
その後ろについてくる、二つのアンテナと半透明なバイザーにセンサーを覆う頭部を持ち、重装甲で脚部に車両が付いた機体は、陸戦近接型パッケージの『ロニセラ』が2機。
シャルロッテと凪が操り、揚陸の為に使う脚部と腰背部のスラスターで水面を進んでいる。
最後に、ロニセラをより重装甲にし、両肩をミサイルポッド内蔵型の装備にした、重装甲なバイザーを持つ頭部の機体、
ヴェロニカが操る陸戦機、『ダンデライオン』がやってくる。
「わ、わ……!?」
曲がるときにバランスを少し崩し、慌てて立て直すべく四苦八苦する志津。
さっきの走り込みよりすでに息が荒い。
『オルトリンデ4、隊列を崩さないで!!
単縦陣のまま私についてきて!!』
『お、オルトリンデ4了解……!!』
ふらつく志津のブライトウィングを叱咤し、先頭を進むルル。
『オルトリンデ1ー、あんまり4を虐めるのはひどいよー?』
『ブライトウィングの原型機は、『戦場のフォーミュラ』ことスノウウィングです!
私達ならともかく、本当にただの初心者な志津さ……オルトリンデ4では無茶では?』
『言いたいことはわかるけど、あのカリンちゃんっていうAIの推薦だし、まぁ才能あるとは思うよ。
初めてで顔面から下とキスしてないし』
「きょ、恐縮ですぅ……!!」
しかし、本当にバランスが難しい。
機体が軽いというか、ブースター出力が高いのか、立て直す為に起動すれば反対側にバランスを崩す。
むしろなんでルルが『扱いやすい』などというのかが分からない。
原型機のBBが一体どんな劣悪さだったのか?
『どうやらペンギンの行進には間に合ったようね。
スルーズセクション、合流するわ」
と、上空から3機の空戦機が合流する。
『ペンギンとはいい表現だな、スルーズ1!』
『なんなら、わたくしこの機体でお腹下にして進んじゃおうかしら?
オウオウオウ、なんて言ってみたり?』
『いやいやヒルド3、それはもはやオットセイでござる』
ははは、と場を和ませるジョークもでるが、はっきり言って志津は余裕が無かった。
(フェザー級の減量よりドギツい……!!)
そろそろ腕は痛いし、フットペダルを踏む足も震えてきたが、残念な知らせは予想通りきた。
『じゃあ、オルトリンデ2、3を先頭に揚陸隊列を組むよ!』
「イエスマーム!!」
まだまだ……訓練は続く。
***
帰投、シャワー、軍支給のTシャツに着替えて待っているのは……
「これ多くないですかね?」
「多いね……正直」
艦内、士官室。
准尉以上の人間のために設けられた、職務ともう一つの事の為のスペース。
今回は、部屋の角の9人分のスペースを使って、BBBの性能のレポートの作成を行うのだが…………
「シャイセッ……」
「今回ばかりは同意見だよ……」
……結構分厚い紙の束と、それより分厚いマニュアルが皆を迎えてきた。
「落ち着きなさい、冷静になるのよ。
500ページのうち、基礎は大体最初の150ページ、自分の担当パッケージの部分は少なくとも50ページ分、見ながら適当に抜粋して文を書いていけば終わるわ」
「軍隊に入っても勉強するんだ……」
「新兵!!これは勉強じゃない!!報告よ!!!
写せばいいだけよ、楽勝よ!!
楽勝なのよ……ちくしょう……!!」
「今は割増入稿の〆切今は割増入稿の〆切今は割増入稿の〆切今は割増入稿の〆切今は割増入稿の〆切今は割増入稿の〆切」
ベテランの皆は嫌々言いつつも、机に噛り付いて書き始める。
顔が明るいのは、意外とお勉強好きなのか年下のブーステッドなあの二人だけだ。
「失礼します!!SSDF艦隊所属、ガラティーン副長アリア・N・ウェルズリー大尉、入室します!!」
と、
「───ああ、502全員ちょうどいい所に」
入り口のカーテンをくぐって、アリアが士官室に入ってくる。
「副長!どうしたの?」
「ちょうどいいわ、ルル。
はい、消費推進剤報告書類と、本日訓練した海域の航路報告書、あと空戦二人組には後飛行許可申請書ね」
なんという事だろう。書類が増えた。
「………………ありがとうございます…………」
『はぁ〜〜〜〜〜』
誰が言ったか、
『軍隊は、書類をその主敵とし、余力を持って敵と当たるべし』
***
この艦の食事時間は、火星標準時で18:00が基本である。
「わぁ……!!すごく美味しそう!!!」
今日の夕食は、特製ソースハンバーグと分厚いステーキにサラダとわかめスープに炊きたてご飯。
すさまじく美味しそうであり、士官の食事部屋でもあるここに集まった全士官が、とくにジョアンナ達が一番目を輝かせていた。
「サラダもちゃんと食べてね!海に出たてでしか出ないんだから!」
「「はーい!!サラダ大好き!!」」
「うん、良い子!
じゃあいただきまーす!」
「「「いただきまーす!!」」」
「見ろよ、日系特有のメシ前の挨拶だ!
こんな豪華だしアタシらも祈っとくか?」
「いつからキリスト教になったのやら」
などと言いつつ、皆が楽しく食事をする。
軍隊において、最も楽しい時間なのだ。
「わぁ……軍隊って、こんなに美味しいご飯毎日食べられるんですか……!?」
「士官はね。みんなBBパイロットになってこれだけは正解!」
「士官は?」
「アタシら、曹長上がりだから言うけどな、
曹長までの下士官と、准尉からの士官じゃメシのグレード違うのさ」
「仕事は多いですけど、権限も優遇度も違うんですのよ?
なにせ、BBパイロットはやることが多いですし……」
「「?」」
ふと、続くシャルロッテは、言葉を失った用に黙る。
「……BBパイロットは、今の時代はすぐに死ぬ」
と、その言葉に続いて言うのは、ルルだった。
「これが最後の晩餐になることもある。
……まぁ確かに今ここは安全だけどね」
「「「「…………」」」」
「ごめんね、楽しい時間にさ。
私……そう言う人何人も見てきたんだ。
自分もそうなりかけたよ、なんども……」
ふと、自分の顔みたいに不安な顔になる新兵4人が見える。
「……安心して。
そうならないようにも、明日もみっちり訓練するから」
と、冗談めかして言うが、今度は別の不安な顔にシワシワと萎むような嫌な顔になる皆がいた。
「……ごめん」
と、
『全艦内に通達!!レーダー探知!!!
前方20kmの海域で『マーク・ワトニー』発生!!』
と、そんな通信がやってくる。
「マーク・ワトニーって言った今!?!」
「マジか……!?」「冗談キツいわよ……!!」
と、明らかに火星出身の皆が嫌そうな顔をしているのを、地球出身の萌愛と志津は見回しながら困惑する。
「ねぇ、ジョアンナちゃん?マーク・ワトニーって何?」
「あのね、昔の映画から取られたんだけど……
火星でたまに発生する、物凄い強いタイフーンの事をそう言うのよ?」
「「
驚く皆の間を、操舵担当やら船を動かす士官が無理やり食事を全部胃に詰めて走り出す。
「嫌な夜になりそう…………」
密かに、ルルはそう呟いた。
***
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます