陸上の渚 ~異星国家日本の外交~

龍乃光輝

登場人物集



 作品が長くなり、名前の付いた登場人物が増えてきたため分かる限りまとめてみました。


 何度も出ている人、一度しか出ていない人は載せてあり、名前は出ても登場していない人、または登場するつもりがない人は載せていません。



 日本と異地を混ぜると分からなくなるため、それぞれで別けました。


 フルネームがない人は、作中で出ていないので出していません。


 詳しいプロフィールはさすがに考える人数が多いので、簡易的に済ませたいと思います。



日本側人物名。


          【あ行】



 雨宮啓太


 日本国国防軍陸上自衛隊一等陸尉。


 元々は練馬駐屯地勤務だったが、接続地域への派遣が命じられた。


 第七偵察隊隊長として異地へと出向き、同様に偵察をしていたルィルたちと邂逅を果たす。


 その後はルィルたちと交流を深め、国防軍の中ではマルターニ語には強くなる。


 異地仕様への武器更新のため防衛装備庁への出向が命じられている。




 飯田聡志


 佐々木内閣の外務大臣。




 五十嵐


 日本国国防軍陸上自衛隊二等陸尉。


 AH‐64Dアパッチロングボウの搭乗員。




 伊草俊夫


 日本国国防軍海上自衛隊三等海佐。


 護衛艦DDG-185〝ひえい〟の副長。




 井竹鉄郎


 佐々木内閣の国交大臣。




 梅井紀子


 佐々木内閣の法務大臣。



 魚川澄平


 日本大使。


 地球時代に3ヶ国の大使を務めたことがあるベテラン。


 史上初の異星国家の大使であるため、すでに退職していたところを再雇用する。



 栄田一成


 報道キャスター。軍艦好きでプライベートで護衛艦〝しなの〟に乗ったことがある。




 大鳥幸太郎


 日本観光の際、案内をした外務省職員。








          【か行】



 笠原


 防衛大臣。




 片岡


 佐々木内閣の官房長官。




 木宮静香


 外務省の職員。37歳。


 外務省としては最初の異地で活動する外交官。独身。




 霧矢良二


 佐々木内閣の経済産業大臣。



 鍬田美子


 マルターニ語の修学のため須田駐屯地に来た大学院生。23歳。専攻は経済学部。


 日本を救うことに強く貢献した羽熊に強いあこがれを持つ。







          【さ行】



 佐々木源五郎


 日本国内閣総理大臣。


 二十一世紀に入って二度目の長期政権をし、レヴィアン問題から国土移転問題と日本史上最大の国難に立ち向かう。


 現場主義で、現場からの判断を支持する。日本のトップから、異星国家間交流で生じる責任は全て引き受けることを公表している。





 早乙女京子


 報道女性キャスター。





 椎平哲也


 日本国国防軍海上自衛隊一等海佐。





 ジョン・ブラウン


 在日アメリカ人。日本が大好きで帰国せずにとどまる。国土転移して本土と切り離されたため、無国籍となる。


 アークに所属。千葉大学に在学していて羽熊とは知り合い。





 須川琴乃


 羽熊洋一の元カノ。羽熊とは6年交際していたが、レヴィアン問題でもっと自由でいたいと言う理由から一方的に別れ話を持ち掛け、返事を待たずに別れた。


 その後は欲望のままに遊び続け、父親が分からない子供を身ごもり、多額の借金を背負う。


 レヴィアン落下によって死に逃げをしようとしたが、国土転移によって叶わず、中絶も出来ないことから金に苦しむ生活を送る。


 64話時点である調査員として活動をしており、羽熊と接触する。








          【た行】



 田柄


 海上幕僚長。





 多茂津


 日本国国防軍陸上自衛隊一等陸佐。


 普通科中隊まで拡大した異地偵察隊の隊長。





 友井久恵


 日本の最大野党である民友党議員。





トム・K・サージャン


 国土転移後に発足した外国人団体『アーク』の代表。


 本職は貿易会社社長。妻子がいたがレヴィアン問題に関連した事故で死去。悲しみを紛らわせるためにその他大勢の同胞を支援しようと動く。




          【な行】


 西野


 元国防軍陸上自衛隊、第7偵察隊所属の一等陸曹



 穎原大蔵


 日本国国防軍陸上自衛隊、接続地域須田駐屯地司令官。





 ノーマン・アレンス


 外国人団体『アーク』で活動をするドイツ人。




          【は行】



 羽熊洋一


 千葉大学勤務、国立千葉大学国際言語文化学科の准教授。32歳。


 日本側の主人公。


 転移してすぐに文科省より大学に派遣の打診を受けて接続地域へと出向く。


 日本側で初めてリーアンと接触した人物で、接触した当日から異星の言葉を手探りで学ぶ。


 たった数日で意思疎通が出来るくらい学習能力が高く、日本にとって重要な人物となっていく。


 もっともリーアンを知ることで、外交など政治的な仕事のオファーが来るが、当人は言語学者として来ているだけであって政治に介入する意思はない。


 長年交際した彼女がいて、レヴィアン落下前に婚約して共に死のうと思ったが、プロポーズの前に一方的にフラれてしまう。一方的過ぎたためか、もう彼女に対して未練はなく、復縁が来ても断るつもり。


 ルィルへの恋愛感情はない。




 古谷


 日本国国防軍陸上自衛隊一等陸曹。




 穂口圭太


 宮内庁職員。信任状捧呈式調整のため派遣される。









          【ま行】



 水島


 東京大学の病理学者。




 村田一郎


 野党の一つである友和党議員。


 頭がお花畑。




 水井


 日本観光の際、案内をした外務省職員。


 ルィルの対応をする。




 美藤令仁


 日本国国防軍航空自衛隊一等空尉。


 百里基地第7航空団、新設第401飛行隊所属、F‐22のパイロットで、初めてレーゲンの飛行艦に襲われた際スクランブル発進した。










          【や行】



 山江みず穂


 国立図書館館長。




          【ら行】




          【わ行】



 若井修哉


 与党国会議員。


 親が官房長官を務めたこともある二世議員で、若手であるが若いなりに国会議員としての自負は持っている。


 イルリハランと政治的協議をスムーズに行うため、交流に参加する。


 将来の大臣候補。





 王浩然


 外国人団体アークで活動している中国人。


 東京で会社を持つIT企業の社長。




 異地人物名。



          【ア行】



 アロウ・シルバル


 イルリハランの報道キャスター。




 ウィスラー・バルランム


 第十五代レーゲン共和国大統領。


 力こそ絶対を信条としており、あらゆる力を駆使して望みをかなえようと活動をしている。





 エルテミア・フォン・シーロンド


 元シィルヴァス共和国大統領。


 200年以上前に実在した人物で、まだ世界連盟が創立される前、グイボラを絶滅させるために世界を一つにまとめるため尽力した。


 当時はグイボラはリーアンが勝てない害獣と言う認識で、絶滅させようとは誰も考えなかった。その認識を変え、世界を一つにまとめ、一丸となってグイボラ絶滅するよう導いた。


 エルテミアの名前は後の紀年法となる。


 有名な言葉で『正義のために悪事が必要であるならばその覚悟を持つべきだ』がある。



 エルマ・イラ・イルリハラン


 イルリハラン軍軍曹。ラッサロン浮遊基地、異星国家偵察部隊→駐日イルリハラン大使。24歳。


 ハウアー国王の姉の息子で王室の一人。


 イルリハラン王国は男子直系であるため、必然的に王位継承権は存在しない。


 王室に属するだけで役職が与えられるのだが、それを嫌い自らの意思で入隊して自力で軍曹の地位に立つ。


 元々は別の基地所属だったが、王室と言う立場を活かして日本との交流するため異動する。


 その後、日本が国家承認されたことで、大使が必要となって軍に属しつつ大使と言う役職となる。





 エミリル・レ・イルリハラン


 イルリハラン王国王室の一員で、ハウアー国王から見て姪。エルマから見てはとこに当たる。


 職業は学生で年齢は二十歳。


 日本に大変な興味を持ち、いかにして行くことが出来ないか画策する。




          【カ行】




          【サ行】



 サリア


 イルリハラン軍一等兵。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三所属。





 ハーウィット・スー・ロート


 イルリハラン議会右院議長。









          【ナ行】



 ネイスン・ホーラン


 レーゲン軍中将。レヴァン国際部隊艦隊総司令官。





 ノス・アンチバット


 イルリハラン軍中将。ラッサロン艦隊総司令官。









          【タ行】



 ティア・セル・フランミア


 イルリハラン軍一等兵。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三所属。


 女性兵の一人で、日本の調査団と邂逅したメンバーの一人。


 ルィルとは友人関係で、同性同士色々と話をする。


 日本に対しては中立的で、積極的に関わらず少し距離を置いている。









          【ハ行】



 バーム


 イルリハラン軍大佐。


 異星国家偵察部隊部隊長





 ハウアー・フ・イルリハラン


 イルリハラン王国国王。47歳。


 諸外国と問題がありつつも平和的に過ごしてきた中での日本の国土移転問題に、国家元首として立ち向かう。


 後継ぎはおらず、次期国王は弟またはその息子(甥)がなることが決まっている。





 ハミュ


 イルリハラン軍曹長。


 ルィルのルームメイトで基地内勤務。おっとりした口調が特徴。





 パラミア・ウェル・シーロン


 アルタラン全権大使。





 ハルア・ミザルト


 イルリハラン軍少佐。ラッサロン浮遊基地所属、巡視船ソルトロン船長。





 フィルミ・バーツ


 ハウアー国王の旧知の仲であり、相談役。





 ホルサー・ム・バルスター


 ラッサロン浮遊基地の司令官。階級は大将。









          【マ行】



 マルバント


 イルリハラン軍兵長。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三所属。





 マルム・ガイ・モトル大佐


 イルリハラン軍大佐。ラッサロン浮遊基地、浮遊戦艦アクワルドの艦長。





 マンロー


 イルリハラン軍通信兵。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三所属。


 すこしお調子者。





 ミアラ


 ハウアー国王の正妻。


 先天性の不妊症を患っており、現代医療では子供は望めない。


 側室を進めるがそれを拒否する夫を心から愛しており、権能はほとんどないが妻として支えようとしている。




 モーロット・レスファー


 アルタラン安全保障理事会議長国の全権大使。




          【ヤ行】




          【ラ行】



 リィア・バン・ミストリー


 イルリハラン軍大尉。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三の隊長。


 日本が転移してきた時、ちょうどユーストル内を偵察していたため日本の調査を命じられる。


 最初に日本と接触した功績から、後に発足するユリアーティ偵察部隊に異動となる。





 リクト・ムーア・イルリハラン


 イルリハラン王国ハウアー国王の実弟。


 王位継承権第一位。





 ルィル・ビ・ティレナー


 イルリハラン軍曹長。ラッサロン浮遊基地、元偵察隊七〇三所属。27歳


 本作のイルリハラン側の主人公。


 冷静沈着で何事も対処するため、周囲からの印象は良好。軍人と言う職業に限らず一般的な感性で上玉に位置する美貌を持っているが、本人はあまり意識していない。ナチュラルメイクは嗜みとしてしている。恋愛・結婚願望はない。


 転移した日本が出した調査班と初めて接触した人物で、天才的なスピードで日本語を話せるようになり、もっとも日本を知る存在となる。


 冷静沈着な彼女だが、日本問題では熱くなる。





 レオニード


 イルリハランの軍事評論家。




          【ワ行】



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る