第42話

「確か、フリーのメアド、作ってたな。分かりやすくしておいた。

もちろん、僕にとってだが・・・」


入力する。


メールは、来ているわけないが・・・

いつ以来かな、このアドレス見るのは・・・


件数は、ひとつあった。

差出人は、あなたの女神。


日付は、一週間前だ。

丁度、ここへ来るのが本決まりになった時だ。


いたずらか・・・

まあ、いいや見てみよう。


『よっちゃん。おはこんばんちは。

ようやく、見つけたね。

遅いよ。


私が、誰かって?

もう、知ってるでしょ。


君の女神の、鈴奈先生です。


君とは、まだ会ってないけど、どういう人かはご両親から、聞いてるよ。


私たちは、7人でそれぞれの教科を担当するね。

私は、体育。


鍛えてあげるね。

覚悟して・・・


他の6人は、その時に話すね。


じゃあ、がんばろう。


あなたの女神。鈴奈より』


律儀なのか、物好きなのか・・・


見なければ、よかった。

後悔先に経たずだな。


さてと・・・

明日も早い。


寝よう。


お休み・・・


でも、おはこんばんちはを知ってるって・・・

実は、かなりのおばさん・・・


『そこから先言ったら、ただじゃおかないわよ』


・・・空耳か・・・


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