第2話

後、お弁当とお茶。

冷めてるけど・・・


あれ?手紙がある。


当たり前だが、僕宛だ。


《義一へ


お前がこれを読んでいると言う事は、おそらく野宿をするな。

それに、中を確認していなかったな。


少し寒いが、寝袋なら一晩は持つ。

がんばって、乗り越えろ。


明日の昼には、辿りつけるから、安心しろ。


じゃあ。

ゆっくり静養しろ。


父さんと母さんは、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国に、

1年間転勤だ。


家には帰って来れないので、覚悟を決めろ。


じゃあな


父と母》


なぜ、素直にイギリスと言えんのだ・・・


お弁当は、2つある。

今と明日の朝か・・・


まあいい。

食べて今日は寝よう。


夜空を見上げる。

星が奇麗だ。


・・・って、これからは毎日見るんだな。


その前に、辺りを・・・


完全な草原だ。

野犬や、他の動物に襲われる心配もなさそうだ。

多分・・・


それではまた明日・・・

お休みなさい。

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