第4話赤色の遊び
ミク
放課後。また三人でナイフの使い方を練習していた。おかげですこしぐらいは守れるようになったかな、、「次はー」
「ヒャハァー!!!」「誰!?」
奇声をあげて男が剣をぶん回してきた。「人殺しだな。」「、、」「、、、、何しに来たんですか?」麗華は何故か笑みを浮かべていた「お前らを殺りに来たんだよ!」麗華に攻撃が来るがそれをさらっとかわしてしまった。「へぇ、、私も暇なので、、遊びましょうか?、、、ゆっくり」「??」どういうことだろう、、?「俺に勝てるわけー」『グサッ』「やった!」私はナイフを投げた。すると見事に腕に刺さった。「ハァ?調子乗ってんじゃねぇよ!!」「わっ!」攻撃対象がれいから私に移ってしまった。まずい、、先生は私を助けに来ようとするけどー「ガハッ」いつの間にか麗華は男の後ろに立ち、腹を刺していた。「な、、」「だいじょーぶですよ。ゆっくり殺しますから、、」、、冷えた麗華の声が耳に刺さった。恐ろしく思えてしまう。「麗華、また来るぞ!!」「わっ!」先生は私を離れたところに連れていくと麗華の方へ行ってしまった、、「へっ!こういう時の為に備えて正解だったな。」五人くらい来ただろう。そいつらはれいを囲んでじりじりと寄っていく。先生の助けを待っちゃ遅い、、「まずい、、」どうしよ、こんな時に力があれば。 でも麗華は、、さっきの表情のままだった。「麗華!!」先生は五人の一人を捕まえようとするが無理だった。「 ー危ないですよ」「嘘だっ!!!!」「お前何者だ!」「、、へ?」麗華の周りには浮いたナイフがあった。「うわっ!」先生が吹き飛ばされてしまった。大丈夫だろうか。「私はー×××××」「、、ひっ」「や、やめろ、やめてくれ!お願いだ!命だけは、、」「、、せめて、せめて早く楽にー」なんて言ったか聞こえなかったけどそれを聞いた途端五人はひるんだ。生きてるやつは五人だけだった。もうすでに一人は腹を刺されて麗華の足元に横たわっていた。そして五人は逃げようとした。『グサッ』「、、、う?」、、、、、浮いていたナイフは五人をめがけ刺さった。一人は頭のてっぺん。そして二人目は心臓、、三人目は首、、、、、四人目、は、、腹、五人目は、、、、『目』だった。「あぁ、、ガハッ」生きている五人目をれいは頭から踏みつけた。「さぁどうしますか?遊びを続けて私をころし、手当をすれば、、お仲間さんはたすかるかもしれませんよ?三人ぐらいは、、それとも、、自分からしかけておいて早く殺してほしいですか?」「、、もう、いい、早く、、、」「わかりました」れいが首に触り五人目は破裂した。「、、れい、か?」「何?」「、、」「大丈夫だったか?」「これくらい殺せないで何故20年も生き残ってるの?」「、、、なんとか逃げ切ってたんだよ。それに好んで殺すことはしないからな。」、、「みく、、」「どうしました?」「、、」「こんな残酷な状況お前が作り出したからだろう、、」「、、強くなりたい、、?」「れい?」「そんなんで強くなりたいっていうの?」「、、はぁ。もうきょうは帰ろうぜ」
壊人形 @miria223
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。壊人形の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
近況ノート
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます