第3話
あれから、6年が経つ俺は、河守高校1年に成っていた・・・ついでに言うと、一輝も同じ学校に通っている。俺達が、通う学校は、ある程度勉強すれば入る事が出来てる。
「おい、なんで入学式そうそう雨なんだよ・・・・・・行かなくて良くない?」
「長久、あんた何言ってるのせっかくの入学式ぐらい出てよね・・・・・・あとから、私行くから」
今、俺の言葉に呆れて居たのが、
「たく、なんで雨なんだよ髪の毛跳ねやがるし・・・・・・面倒臭ぇなもう」
そうこうしているうちに出る時間だったので、俺は急いで、家を出た。
「おっはよ〜信長!! 高校の入学式は、ちゃんと出るんだな!中学の時は、休んでただろ!」
相変わらず一輝は、俺に絡んできやがる
「うるせぇよ! 一輝お前、その呼び方するなって言ったよな次言ったらキレるからな」
「まぁお前そんなこと言って俺には、中学の時1度キレただけで、それ以来キレてねぇじゃん」
そう俺は、あの時以来信長って呼ばれる事を嫌っていた。それを分かってて、言って来た一輝に1度だけブチ切れた。まぁ相変わらずそれでも言ってくるけどな・・・・・・
「そんな事より俺たちの通う高校めっちゃ近くて良かったなそれに勉強していない信でも通うことが出来る学校が有るなんて本当にびっくりしたぞ!」
俺は、毎度、毎度言われてる。バカで何が、悪い!!って話だよほんと・・・
「早く行こうぜ!
俺達は、くだらない話をしながら学校へ向かっていた。
俺は、今入学式が、とても退屈だった事に今思い知らされていた。
「校長の話、長過ぎるだろ・・・・・・」
今にも体育館から抜け出したい気持ちが強かったが、母さんが来ていたから、迷惑かける訳には行けないから流石に、静かにしていた。
「入学式やっと終わったー!! 地獄だったな・・・・・・」
「マジそれな! あんなのに時間かけるのは、もうゴメンだ!」
俺達は、相変わらず面倒くさそうにしながら教室に向かった。幸い1年間は、一緒のクラスだった。
クラスに着いたらみんな、それぞれに話して盛り上がっていた俺のクラスは、30人居てるので自分の場所を見つけるまで少しかかったが見つけて座った。すると俺の席が、窓際1番隅っこで一輝がその前だった。
「まだ教師来てないし寝てていいよな・・・」
「良いんじゃね? てかお前居ても気にしないだろ」
そんなこと話していたらなんか一際目立つスタイルの女が、教室に入ってきた。他のクラスの男子は、案の定くぎずけだったそんな女の席が俺の隣だったらしいが・・・・・・
「私が隣だって言うのに・・・・・・何で無反応なのよ」
女が、なんか言っていたが、俺達は、全く興味を示さなかった。あっ!違うな一輝は、3次元の女に元より興味を持ってなかった今も。
そうしている内に担任が、やってきた
「みんな、座りなさい! 早く済ませたら今日は、帰れるのだから」
「みんな座ったわね! それじゃ今日から3年間あなた達の担任をする
「ん!? いつまで寝てるのかしら・・・信条くん? 」
「里穂ちゃん! こいつは、学校は、寝る所だって朝言ってましたよ〜!」
一輝の野郎変なこと言いやがって。
「ん・・・!?」
先生が俺の前にやって来た・・・あれ?なんか背後に鬼が、見えてるよ・・・
「初日からそれはそれは、自由ですね〜信条くん・・・」
先生が、呆れていたらツンツン女が先生に話しかけた
「先生! そんな奴ほっときましょうよ!」
「橘さんの言う通りね、ちゃんと起きているのよ!」
この女、なんだよいきなり俺がなんかしたのか!!
そうあなたは、私の汚点よ、モテ期人生の・・・・・・
「お前も大変だな〜
「うるせぇよ」
俺達そんなにふうにいつも通りの会話をしながら帰った。
「長久〜! あんた休まずにちゃんと行ってるの?」
いきなり母さんが、俺に話しかけてきた。
「一応今の所は、行ってるよ・・・・・・」
「中学のときなんてあまり行ってなかったから少し心配してるのよ・・・まぁ無理しない程度に頑張っていれば良いわ」
春の夜は、まだまだひんやりしていた
とある日俺は、席に着いて寝ようとしていた時、あの女いけ好かない女に絡まれてた。
「良く私が居ながら寝れるわね・・・・・・」
何なんだ、コイツ中々やばいな・・・
「なんか用か、てか誰だよ!」
俺は正直、面倒事はゴメンだったのでどこかに行こうとしていた。だがこの女が行く手を塞いでいたので通れなかったそれに気付いたクラスメイト固唾を飲んで見ていた。
「通せ・・・」
俺が、ツンツン女に言ったらこいつは
「私を見なさい! そしたら放っておいてあげるわ」
「しらん! なぜ、お前を見ないといけない? 俺は、お前の名前すら知らないんだぞ!」
この女は、なぜ俺に、絡んでくる・・・・・・
「俺は、帰るからどいてくれ」
黙って突っ立てる女を後に俺は、学校を後にした
「何なのよ・・・ほんとに、あの男は」
って何考えてるの私は・・・・・・バカでしょ! この私が何であんな男の事を私が、気にかけないといけないのよ!!
「
俺は、あれから学校を途中で抜けて駅前のゲーセンに来ていた。一輝が、学校を休んで来ていることを分かっていたから。
「学校でそんなことあったのかよお前も大変だな」
「逆にお前は、楽でいいよな!」
「まぁな笑」
あの女は、多分モテまくっていたのだろう・・・・・・その状況で俺の反応だったから、当たり前のようにあんな感じなのだろう。
次の日学校に、2時限目ぐらいにやってきた。
「信条おはよう!」
「信条くんおはよう!」
クラスの奴らは普通に挨拶してきた。
「あんた、来たのね・・・来ないと思ってたわ」
昨日の今日なのにあいつが、話してきた
「私、あんたに名前教えてなかったわよね一応教えといてあげるわ・・・別に教えたいからって訳じゃないから」
別に聞いてないんだがな
「
「ふん」
俺は、橘の必死さに笑うのを堪えてた
「なっ!何笑いを堪えてるのよ信条 長久!」
「別にどうだっていいが、お前が必死すぎるがら笑いを堪えていただけだ」
俺は、そのまま寝た。あの女は恥ずかしそうに慌てていた
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