第三章 おまけ3 災害戦争

 エドナ

「あのー、ユミル様」


 ユミル

「ユミルでいいです」


 エドナ

「あ! すみません・・・・・・、え〜とぉ、ユミルさんで、いいですか?」


 ユミル

「いいよ・・・・・・。それで・・・・・・何か、私に話があるのでは?」


 エドナ

「あ! そうでした。ユミルさんの剣術って、誰かに教わったんですか?」


 ユミル

「これは・・・・・・自己流よ。刀を使うのは私ぐらいなのよ。【鳥翼族】は基本は突きにより攻撃の方が得意なのよ」


 エドナ

「自己流っていうけど、なんか、参考にしている書物とかあるの?」


 ユミル

「一応、英雄書だけど・・・・・・」


  エドナ

「それって、もしかして、災害戦争時代の放浪の剣姫サクヤですか?」


 ユミル

「知っているんですか?」


 エドナ

「あたし、よく読んでいたの! 確か、当時の【厄災】を倒した英雄の仲間の一人、それがサクヤ。大陸を沈めるほどの大津波を、斬りつけて、大陸を救った英雄。直接、【厄災】との戦いには参加していなかったみたいたけど、サクヤの人気は当時の英雄よりもかなり高いのよ」


 ユミル

「私はその人に憧れているんです」


 エドナ

「そうなんだー、他には何か読んだりは?」


 ユミル

「他にもありますよ・・・・・・」




◇◇◇ この会話はパート7以降になります。 ◇◇◇



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