　エドナ

「カチュアさんって家族はいます？　あたしは物心つく前に亡くなっていて……村長さん夫妻が育ててくれたんです。十歳頃には一人で暮らしていました」

　カチュア

「お母さんは妹が生まれた時に亡くなってるの〜」

　エドナ

「カチュアさん、妹がいるの？」

　カチュア

「姉もいるよ〜。姉がアンリで、妹がリリカっていうの〜」

エドナ

「そうなんだ〜。ねぇ、やっぱりカチュアさんの様な蒼い髪と瞳をしているんですか？」

カチュア

「うんうん、蒼はわたしだけよ〜。姉が赤で、妹が黄色、お母さんは確か銀色だったわ〜。髪も瞳も同じ色よ〜」

エドナ

「よごい、カラルフだね」

ナギ

『(いや、どんな遺伝子をしていれば家族バラバラの色になるのよ？　お父さんの方は出てきていないけど)』

◇◇◇　この会話はパート２以降になります。　◇◇◇

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