第13話 同種?に再会
何で!あんなのが居る、気持ち悪い、くそ!よりにもよってあんな、あんなヤツが
「なんでカブトムシが居るんだよ、気持ち悪い、ゴキ〇リと同じでカサカサ音たてるしツノ無くしたら山ゴキ〇リだろ!ほぼゴキ〇リじゃねーか!あーもう嫌だ!気持ち悪い!虫が何でいちいちでかいんだよ!ナマケモノ見たいなデカイ動物も居るし、でもあれは可愛いんだよな~、って!問題は虫だよ!虫!」
それは雪園の苦手な巨大カブトムシが洞窟の前に居た
「おい、大丈夫か!」
「大丈夫だ」
村の若い男が声をかけてきた
「おい、こいつを中に運んでやれ」
「わかった、ほら、立って」
「男なのに情けない」
二人の若い女が雪園を見て声を掛けた
「大丈夫だから」
「うっさい!」
「イッタアアア!何するの!」
一人の女に股下を後から蹴り上げられた雪園は痛みに更にうずくまったが、蹴り上げられた女が雪園の腕を掴み引きずろうとした
「行くよ」
「えっ!ちょっと待って!」
「手伝ってよ」
「あー仕方ない、ごめんね、よしよし」
「ちょ!何で下を撫でる!」
「え、痛かったんでしょ、後で慰めてあげるから」
若く可愛らしい髪の長い女が笑顔で言葉を述べた
「良いです、良いですよ!」
「早く運ぶの手伝って!」
「はーい、また後でね」
「後でって、引っ張らないで!ちょ!」
雪園は洞窟の奥に二人の女性に引きずられた
その頃、外ではカブトムシて村の男達が槍や斧または剣であるものは己の肉体で戦っていた
「くそ!固い、駄目だ、足の関節を狙え!」
「わかってる!」
「村長でも完全に押し返せてない!」
「気を抜くな!お前ら行くぞーーー!ハアァァァァァァァァ!まだまだ行くぞー!」
村長がカブトムシの角を掴み押し返そうとしているがカブトムシもまた押し進もうとしていた、互いに力は拮抗していて村長が少し有利かと思える程度で若い男達は焦りを覚えて来ていた
「足の関節を集中して攻撃しろ!」
「わかった!俺達は右足を狙うぞ!」
「こっちは左だ!行くぞー!」
若い男達は拳ながらカブトムシに向かい攻撃をしていた
「今回の虫はデカイな、少しやばいぞ、だが、負けてられるか!」
「「「「「おぉーーーー!」」」」」
男達は雄叫びを上げて虫もといカブトムシ見たいな虫に向かった
「蓮くん大丈夫かな?」
「また貴女は、・・・・・・あれじゃない」
「えっ」
雪園は女二人に両手を片方包に掴まれ引きずられて洞窟の奥に来ていた
「あの、放してください」
「・・・・・・・・・」
「もう、そんなに慌てなくても良いのに」
「何が!」
雪園は言葉で述べても放して貰えずに引きずられ会話も一人は無視に一人は話が噛み合わないでいた
「ホントだ!蓮くん!」
ユキは手を振り雪園に笑顔を見せたがユキの後に居る女性達が皆何故だか哀れな物を見る目をしていた、それを見て雪園はため息を着いた
「・・・・・・ハアァ」
きっと、他の男と比べてるんだろうな、あれと比べないで!何でみんな平均美男美女なの、それに男は首から上と首から下が可笑しい、顔はイケメンばかりで身体は無駄のない筋肉、まさに自然で生きるに相応しい引き締まりかた!比べないでよ!あの人達と!あぁ、涙が出そう
「蓮くんどうしたの?」
ユキが心配そうな表情で腰を屈めて雪園の目線に合わせて言葉を述べた
「いや、大丈夫だから」
「本当に」
「うん」
「いや、そいつ嘘ついてるから」
雪園を引っ張り連れてきた女性二人が言葉を述べ出した
「そうそう、さっき虫見て吐いてたしね」
「そうなんだよ、この男情けなくないユキ」
「そんなことないよ、ぶわーと風起こしたりできるし」
ユキが少し反論したが女性2人が首を傾げて意味がわからないとゆう表情を顔に出していたが、雪園はカブトムシを思い出し膝を抱え震え出した、言葉を呪いのように述べながら
「虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫はあ、来るのか・・・来る来る来る来る来る来る来る来る来る来る来る」
雪園が虫と呟いて居ると洞窟の入口の方から騒がしい人の声と洞窟に何かが当たり強い衝撃音と振動が洞窟内に響き渡った
「これ、大丈夫ヤバイんじゃない」
「そうだね、逃げる準備するよ、ユキも手伝って」
「うん、蓮くんも行こ・・・蓮くん」
ユキは雪園に一緒に逃げる準備を使用と声を掛けるために振り向くと雪園は立ち上がりフラりと虚ろな目で洞窟の入口の方に目を向けていた
「・・・・・・あぁ・・行かないと・・・・奴が、虫が来る・・・行かないと・・・処分しないと、処分・・処分・・処分・・処分・・処分・・処分・・処分!」
雪園は最後処分!と言葉を述べたと同時に走り出し異常なスピードで駆け抜けた
「蓮くんまた可笑しくなってる」
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