第4話シナリオライターのお仕事 エッセイ
シナリオライターのお仕事 エッセイ
YouTube漫画動画のシナリオライターをやらさせてもらっています。
クライアントに提案したのが、視聴者側のリサーチ。
これには主な狙いがあって、こんなの見たいってあったら教えてってのに答えた人が、採用されたのなら、宣伝したくなる心理がある。また登場人物の名前に採用されたのなら、ほぼ間違いなく勝手に宣伝してくれる。
自分が何故ここまでするのかと言ったら付き合いを変えない主義というかクライアントを最大限儲けさせたいからだ。こなす仕事以上の成果を出せたら嬉しく思う。
YouTubeという誰でも見れる敷居の低い媒体で自分のハンネかそれに近いハンネが載ったら宣伝したくなるのは自然な流れだろう。
チャットサイトで視聴者側リサーチしてるが、これが流行れば爆発力は高そうなのだが、今のところまともな回答をする視聴者は少ない。
回答で多い順に
自分語りや自分の理想
恋愛モノとだけのピンボケした回答
ファンタジーや冒険などYouTube漫画だと厳しいもの
恋愛モノで不良×真面目 番長×生徒会長 乱暴者×純粋 など少し具体的な組み合わせ
分からない興味無い
などであるが、特に多いのが自分語り自分の理想である。自分好きな人が多い印象だが、当然実話か実話にしたい理想の自分の話なので、ニッチ過ぎてしまう。論外。ファンタジー等書けないのもスルー。恋愛モノだけだとふわふわ。登場人物の組み合わせこれが一番いい。
こんな感じであるが、聞き方の不味さもあったなって思う。最初から恋愛モノ高校生同士では見たいキャラの組み合わせは?にしたらまだ有効な回答が増えただろう。
珍回答を紹介。
ハニートラップ
これどうしたらいいんだろうか?と思った。いやらしいのは書けないと思うから書けないと言った。
少人数に聞くより動画リサーチの方が遥かに効率的なのだが、少人数にアンケート取り見たい組み合わせを検索して類似で再生数伸びてるのあるなら、多分行けるだろうから、後は勝手に宣伝効果も付け足しな皮算用をしてる。
とりあえずクライアントには拾ってもらった恩義があるので、頑張ってシナリオライター続けていきます。
シナリオライターの仕事はダメ出し食らったら書き直しの繰り返しなので一発で決める為に文章の不自然さと、キャラ崩壊しない様にセリフに気を付けたり、分析が大事ですね。
素人小説家だった俺の作品がYouTubeに上がる日はもうすぐです。感慨深いものがあります。
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