番外編
番外編 主要でない登場人物
一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで登場順にまとめてみました。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
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ミリアムと友人たち
ソニアとカトリーヌの同級生。貴族学院卒業前に婚約したミリアムが婚約指輪を見せびらかしていたところにソニアはたまたま居た。それが何となく面白くなくてソニアは仮面舞踏会に行ってみることにした。
ラフラム家の使用人たち
仮面舞踏会で客を出迎える執事、庭やサンルームを見張る警備員や二階へ上る階段前の案内係、給仕係など。彼らなくして仮面舞踏会の運営進行は無理である。
ジョゼ・シュイナール
元王宮護衛。王宮内でカトリーヌに不埒な行いを働き、ティエリーにやっつけられた。その後、彼は王宮での仕事はくびになり、王都外れの牢獄の護衛として働くことになった。彼の左遷はティエリーが一枚噛んでいるとソニアは思っている。
宿屋兼食堂のおばさんと宿舎の寮母のおばさん
二人共カトリーヌのことを心配するとても親切な人である。ソニアとも顔見知り。
逢い引き宿の従業員たち
格の高い値の張る逢い引き宿に勤める彼らは客同士が鉢合わせしないように、客の出入りを管理し、部屋への出入りは案内付きである。そこで見たことを口外することもない。
ジャック
王都ガドゥリー家の執事。ソニアの父親と兄が居ない時には屋敷の管理を任されている。ソニアが仮名アレックスと文のやり取りをしていたことを知っている。
ナタリーとセリーヌ
カトリーヌと同じ文科出身で一般文官として司法院に勤めている。噂好きな彼女たち、王宮勤務の独身貴族男性を全て把握しているようである。「色豪騎士」や「溺愛警報」でもお馴染みの迷惑キャラなのだが、今回の話ではソニアの背中を知らず知らずのうちに押したようだ。
エマニュエル・テリオー
ソニアが派遣される予定だった南部テリオー伯爵領の娘。代わりに志願して派遣された元彼ナタニエルが強引に?花嫁として王都に連れ帰ってくる。
***
割に主要な登場人物
(ネタバレになるため最初に紹介出来なかったのでこちらで)
ルイ=ダニエル・ポワリエ
ポワリエ侯爵家の長男。ルイに似て生真面目で頭脳明晰である。それ故、自分の出生の秘密を聞かされてかなりの衝撃を受けていた。学院卒業後、高級文官として王宮に就職し、ベンジャミンから侯爵位を継ぐ予定。
アレクサンドラ・ポワリエ
ポワリエ侯爵家の長女。ルイ=ダニエルの二つ下の妹。性格はソニアに似ていて、とにかくませているし、何でも思ったことを口に出すタイプ。愛称アレックス。貴族学院では医科に進み、王宮医師として就職する。
サミュエル・ポワリエ
ポワリエ侯爵家の次男。ルイ=ダニエルとは十も歳が離れている。純粋で愛らしい彼もある意味ルイの血を濃く引いているようである。愛称サム。
エステル・ガニョン
ティエリーとカトリーヌの娘。アレクサンドラと同い年。ティエリーはそれこそ目に入れても痛くない溺愛ぶりだろう。想像に難くない。
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