第11話 ミイアと森へ

色々文句を言った後、


「まだ時間があるから森に行って時間潰そうかなー」


ということでミイアを連れて森に入った。


「そういえば、ミイアのステータスってどんな感じだっけ?」


「えーっと、見せるから待って『ステータス確認』」


ーーーーーーステータスーーーーーーー

ミイア(♀) 15歳 Lv9


体力 25/25

魔力量 40/41

攻撃力 20

魔力 29

防御力 9

俊敏 20

運 38


スキル

火属性魔法 Lv2/50

ファイアーボール

回復魔法 Lv4/50

ヒール

回復魔法の下級魔法。体力の回復と傷を治し、魔力量消費量、魔力によって治せる傷や体力の回復量が変わる。

キュア

回復魔法の下級魔法。病気や状態異常を治す。

夜目 Lv1/5

弓術 Lv1/15

短剣術 Lv1/15

隠密 Lv1/10

格闘術 Lv3/15

素手や足での攻撃に補正がかかる。

柔軟のレベルに応じて補正のかかる量が変化する。

柔軟 Lv4/15

物理攻撃による体力減少を抑える。レベルにより体力減少量が変化する。


称号


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「こういう感じかな」

「なるほど」


どうしようか悩むカエデ。なぜなら前衛、後衛どちらもスキル的には行けるからだ。


前衛だとしたらそこそこの火力が出るので、

慣れれば相当強くなる。

しかし、防御力を考慮すると後衛の方がいい

ような気もしてくる。そのため、


「ミイアは前で戦うか、後ろで戦うか、どっちの方がいい?」


というふうにどちらをやりたいか聞いてみた。


「うーん、後衛の方がいいかなー。前衛だとちょっと怖いし」


ということなので、後衛にした。


しばらくすると、25メートル位先にオークが見えたので、


「ミイア、とりあえず『ファイアーボール』を撃ってオークの体力を減らして」


ミイアは頷いて、ファイアーボールを撃った。


「ァ"ァ"ァ"ァ"ア"!」


オーク声が聞こえたのでカエデは転ばないように早歩きをしてオークに近づいた。


早歩きとはいえ、ステータスのおかげでオークの所まですぐに行けた。そして、そのまま

お腹に1発パンチを食らわせた。

そうすると、オークのお腹に穴が空いた。殴った衝撃で後ろの木を折ってしまった。

しかも、50メートル先くらいまで。


「パンチ禁止!」

と言って、カエデは自分に規制をかけた。


【格闘術を取得しました】


「はぁ、またスキルとっちゃった」

スキルの取得簡単すぎるだろ。なんて思ってると、


「カエデ、これはダメだと思う。やっぱり私前衛やるから、カエデ後衛!分かった?」

「はい…」


ということで、前衛、後衛が変わりました。

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