第215話 李信対覇王妃  (4)

 と、なれば~? 漆黒の魔王の如き者に従いし、黒き物の怪の鉄騎馬隊は~? 皆~? 刹那~!


 でッ、その後? 黒き闇から聞こえてくる声色と台詞はね~?


「うぎゃ、あああ~!」


「ぎゃぁあああ~!」


「ヒッ、ヒヒヒ~!」と。


 闇に住みし者達と馬との絶叫──!


 そして~? 断末魔しか聞こえてこない……。


 と、言うことは~? 起こらないのだ~。


 何故だか~? 我等にもわからない~?


 と、言うこともないようだ!


 だって~? 漆黒の甲冑を身に纏う男……。


 そう~? 秦の黒騎士こと『李信』が引き連れ──突撃を決行してくる物の怪の騎馬隊達は~?


 何と言っても~? 装甲騎兵と言う奴だから~。


 たかが~、弩から~、放たれるひ弱な勢いの矢など~! 全部弾き返す~! 


 だから~? 黒き物の怪の装甲騎兵隊達は~?


 そのまま~? 白きビキニアーマーを身に纏う妖艶なダークエルフの女性へと、勢い良く突撃を決行していくのだ。


 美しく妖艶な、ダークエルフの彼女に魅かれ──! 誘われるように……。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る