第214話 李信対覇王妃 (3)
「弩隊構えぇえええっ!」
と、怒号を放つ……と、言うか~? 声を大にして叫びながら下知をくだすのだ。
でッ、下し終えれば彼女は~? 自身の周りにいる物の怪達……。
そう~? 彼女が統率する、死に装束にも良く似た色合いの、白き甲冑を身に纏う、物の怪の兵達の様子を見て確認をすれば?
今度は~?
「撃てぇえええ~!」と。
やはり~? 声を大にして叫びながら、白き物の怪達へと下知をくだすのだ。
と、なれば~?
白き純白のビキニアーマーを身に纏うダークエルフの彼女の周りにいる物の怪達は……。
と、言うよりも~?
白き物の怪の弩隊達は~? 一斉に自身が両手で持ち構える弩を一斉に放つのだよ。
そう~? 自分達や自身の主である、白き妖艶なダークエルフの主を守る為に──! 敵である漆黒の甲冑を身に纏う男と。その者に従い突撃を決行してくる黒き物の怪の鉄騎馬隊へと一斉に、弩に装着している矢を放つのだ。
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