第271話 今度は驚愕と落胆です(1)
「えぇえええっ! 嘘ぉおおおっ! 本当にー!」
「うん、本当だよ。母上……」
覇王妃さまからの説明を聞き、また声を大にして叫び、驚愕をする、麗しいダークエルフの梁さまなのだ。
でっ、彼女の絶叫と驚愕が終われば覇王妃さまが、コクンと頷き言葉を返したのが今のこの場の状態……。
籍が死んだ!
他界をした!
かも知れない? と。
覇王妃さまに効かされた梁さまは、驚愕、絶叫が終われば。
今度は、彼女は顔色を変え、ワナワナと、自身の身体を震わせ始めながら。
「嘘だよね? 羽ちゃん? 冗談だと言ってお願いだから。頼むから」と。
覇王妃さまに絶叫交じりで嘆願! 祈るように再度問いかけるのだが。
〈バチン! パチン!〉
〈ダン! ザク!〉
と、なのだ。
……だけではない。
「わりゃあああっ! しつこい! しつこいぞ! 貴様はぁあああっ! 儂らは今、お主のような化け物に構う暇などない、のだぁあああっ! だから儂の身体の勝手に触れ、触ろうとするなぁあああっ!」と。
覇王妃さまは、自身に戯れてくる? と、いうか、多分攻撃をしている。
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