第270話 何? この状態は……

「な、何ー? この状態はぁあああっ⁉」と。


 やっと現地に着いた。


 到着したから、辺りを見渡す。見渡した梁さまなのだよ。


 それも自身の御自慢である括れた腰に両手を当てながら。


 某アニメのゴー〇ド・ク〇スのような、神々しく、煌びやか。


 でも、覇王妃さまは拍殿、胡亥姫さまを見て確認をすればわかる通りで。


 妙に肌、肢体が見て確認がとれる。


 艶やか官能的な防具で身を包みながら周りを、自身の紅色の瞳を動かしながら見て、確認──。


 そして最後には驚愕! 絶叫を吐いた! 放った──!


 梁さまなのだが。


 更にこんな言葉を加えるのだ。


「あ、あの化け物は何? 羽ちゃん……。そして拍……(あのは誰なのだろうか?)」と。


 梁さまは最後に思うのだ。


 ……だけではない。


「羽ちゃんと拍……。何で二人共、そんなに元気がないの?」


 梁さまは、自身の首を傾げながら、二人へと問うのだ。


 すると、梁さまが予想もできなかった事。


 事実を聞かされて、梁さまは驚愕をするのだった。



 ◇◇◇

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