第213話 覇王妃さまのお迎え?(24)
〈ズシン!〉
〈ズシン! ズシン!〉と。
覇王妃さまは、己の持つ巨大な胸! 爆乳! と、言う奴で胸を張り。踏ん反り返りながら威風堂々。
そう、まるで大○神の如く振る舞いで、胡亥さまの許へと鉄拳制裁を加えるべく向かわれるのだ。
まあ、そんな怒り顔。でも麗しく美しい容姿に健司少年は。己の目や顔を緩ませ魅入りながら。
「あ、あの~。美しい。小麦色の貴女~。マーメイド様と籍とは、どのような関係なのですか?」と
気の多いい健司少年は、こちらへと向かってくる覇王妃さまへと問いかけてみるのだ。
「ん? 儂か?」
覇王妃さまは健司少年の問いかけに対して、胡亥姫さまから彼へと視線を変えて言葉を返した。
「はい。そうです。美しい貴女様と、僕の友人である籍……。籍とはどんな関係なのかを~。僕は、美しい貴女の口から直接聞きたいのですよ~。麗しい小麦色のマーメイドさま~」と。
健司少年は覇王妃さまへと片膝をつき、自分自身……。
そう、己の言葉、台詞に酔うよう。酔っているような口調……。舞台俳優のようにジェスチャーをいれながら。美しく、愛おしい女性(ひと)よと。謳うように問うように問えばね。
「儂は籍の母上様が決めた妃であり。妻なのだ」と。
己の爆乳、タユン、タユンと、オッパイを揺らせ、『えっへん』と、威張り、胸を張りながら告げる。告げればまた凝りもしないで、健司少年の口から。
「えぇえええっ! 嘘ぉおおおっ!」と、絶叫が放たれる。
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